2022年1月ブログ

2022年

1月

29日

本八幡の整体院より,加齢による腸機能の衰えが便秘につながる

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。加齢の問題は、誰にとっても避けられないものです。個人差はありますが、男性は30代、女性は40代に差し掛かったあたりから、体力の衰えを自覚することが多くなります。特に腸にとって問題なのが、排便反射機能の衰えと、腹筋や肛門括約筋の筋力の低下です。つまり、便意を感じにくくなることと、便を肛門から外へ押し出しにくくなること、この2つが同時に起こってしまうのです。これらは高齢者の便秘の大きな原因となります。年齢を重ねるにつれて腸の機能は衰えてくるので機能を保つためには腸の内側と外側から鍛えていく必要があります。内側は食生活で、外側は運動で鍛えることができます。特に排便のためには、腹筋と肛門括約筋を鍛えることが大切です。また、排便のときにおすすめなのが、前かがみのトイレ体勢です。普段の肛門の内部では、恥骨直腸筋という筋肉が便のストッパーとなっているのですが、排便時には邪魔になってしまうのです。体を前方に傾けることで恥骨直腸筋が緩むと、便がスムーズに出るようになります。実はこの姿勢は、和式トイレの排便姿勢とそっくりです。便秘の方はお試しください。

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2022年

1月

20日

本八幡の整体院より,腸の働きが活発になるのは夜中

本八幡の整体、風の整体院の岩田です。腸の動きを見てみると、交感神経の働きが高まるとぜん動運動が停滞し、副交感神経の働きが高まると活発になります。腸の働きがもっとも活発になる時間帯は、副交感神経が高まる夜、特に睡眠中である夜中の間です。私たちが寝ている間に、体の中では副交感神経の働きで腸が活発に動き、腸内に残った消化物を排泄する準備を整えているのです。また、こうした1日の大きな流れとは別に、食後には副交感神経が高まるので、腸の働きが活発になり、消化吸収が進みます。ですから食事のあとに休憩する「昼休み」の習慣は、腸のために必要な時間なのです。交感神経と副交感神経のバランスがうまく取れていると、腸の動きが安定するので、本来の働きができるようになります。栄養たっぷりの血液が全身を巡るため代謝がアップ、免疫力があがって風邪をひきにくくなり、疲れがたまりにくくなり、便秘もしにくくなり、体調もよくなってくるし、気持ちも軽くなってくるなど、いいことずくめです。反対にこの2つの神経のバランスがうまく取れていない場合、交感神経が優位に偏っている人は便が動かず、便秘になって腸内環境が悪化します。副交感神経に偏っている人は、腸が疲れる原因となります。自律神経を本来の1対1のバランスに整えてあげることが、腸内環境の改善へとつながるのです。

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