2015年9月ブログ

2015年

9月

29日

レモンはなぜ酸っぱいのか?

こんにちは、風の整体院 岩田です。ビタミンCといえば、レモンを思い浮かべる人も多いでしょう。レモンは酸っぱいですが、どうして酸っぱいのでしょう?レモンはビタミンCを多く含んでいるから、酸っぱいのはビタミンCのせいだと思っている人もいるでしょう。ビタミンCと呼んでいるものは科学的にはアスコルビン酸です。酸なのでビタミンCはそれなりに酸っぱいですが、レモンの酸っぱさの主成分はクエン酸なのです。レモン、ミカン、オレンジなどの柑橘類はクエン酸を含んでいます。レモンはその含有量が多いために酸っぱさを強く感じるのです。ウメが酸っぱいのもクエン酸によるのです。

3 コメント

2015年

9月

28日

昆虫は口で呼吸しない。

こんにちは、風の整体院 岩田です。人間は口で食べ物をたべたり、呼吸をしたりします。昆虫の口も、食べ物を食べる器官であることは人間の口と同じです。しかし、昆虫にとって口は呼吸のためのものではありません。昆虫は口では呼吸をしないのです。人間は口や鼻から空気を吸収して肺に送り、肺から酸素を体内に取り入れています。昆虫には肺はありません。昆虫は腹部で呼吸をしています。昆虫の腹部には小さな穴がいくつもあいています。それは空気の出し入れ口で気門といいます。気門の奥には気管がつながっており、気門から取り入れた酸素は、気管を通って全身に運ばれていくのです。

0 コメント

2015年

9月

26日

口を開けたままでは飲み込めないワケ

こんにちは、風の整体院 岩田です。食べ物を口に入れて、それを飲み込むとき、口を開けたままでは飲み込めません。飲み込むには口を閉じなければなりません。口と鼻の奥には咽喉があります。食べ物は口→咽喉→食道を通っていき、空気は鼻(口)→咽喉→気管を通っていきます。食道と気管が分かれるのはノド仏あたりです。ノド仏の部分は、食べ物の道と空気の道の分岐点になっているので、食べ物を通すときには、空気の道に入っていかないように、その道を遮断しなければなりません。喉頭蓋というフタが空気の道の入り口にあり、それが遮断する役目をはたしています。食べ物を飲み込むとき、ノド仏を持ち上げてゴクンと飲み込みますが、ノド仏が持ち上がることで喉頭蓋が空気の道にフタをします。口を閉じてないとノド仏を持ち上げる筋肉がうまく働かないため、口を閉じるのです。

0 コメント

2015年

9月

25日

バナナは木ではなく草である。

こんにちは、風の整体院 岩田です。以前このブログでもお話ししたバナナ。バナナは、木か草かと質問されたら、どう答えますか?おそらく多くの人が「木」と答えるでしょう。しかし、バナナは木ではありません。「バナナの木」といった表現することもありますが、バナナの木というものは存在しないのです。バナナは巨大な草なのです。バナナの原産地は東南アジアで、熱帯地方で広く栽培されています。高さは2~4mくらいになり、10mくらいまで伸びることもあります。その姿は一見樹木のようですが、木の幹のように見える部分は、葉鞘が何枚も重なったものなのです。

0 コメント

2015年

9月

24日

ミトコンドリアを増やして、強い体になる。最後に。

こんにちは、風の整体院 岩田です。ミトコンドリアを増やして、強い体になる。最後に。

最後に、ミトコンドリアを良質に保つことを忘れてはなりません。睡眠不足やジャンクフードばかり食べるなど悪い生活習慣をしていると、エネルギーをあまり生まない、質の悪いミトコンドリアが増えてしまいます。注意しましょう。

0 コメント

2015年

9月

21日

ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。その5

こんにちは、風の整体院 岩田です。ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。

その5です。

その5.寒さを感じるようにする。

人間の体は寒さを感じると体温の低下を防ぐためにエネルギーを増やそうと働きます。この方法も効果的ですが、風邪をひいたりするリスクもあるので、くれぐれも注意が必要です。特に冷え性の人は無理をしないでください。

0 コメント

2015年

9月

20日

ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。その4

こんにちは、風の整体院 岩田です。ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。

その4です。

その4.ややきつめの運動を少しやる。

心臓の筋肉にはたくさんのミトコンドリアが含まれています。心臓にもっとミトコンドリアが必要と思わせるには強めの有酸素運動など心臓に負荷を与えなければなりません。運動といってもウォ―キング程度の軽い運動では脂肪を燃やす効果はあっても、心臓の筋肉にミトコンドリアを増やす効果は、ほとんどありません。ジョギングなどをやる際に、1回の運動の中で3~5回ほど「少しつらいかな?」と思う強さの運動を60秒ほど入れてください。そうすることにより、心臓のミトコンドリアがエネルギーをもっとつくるためにふえていきます。ただし、この方法はあまり無理をしすぎないように気をつけてください。また、毎日やるとかえって疲労が溜まってくるので、1日おきぐらいがいいでしょう。

0 コメント

2015年

9月

18日

ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。その3

こんにちは、風の整体院 岩田です。ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。

その3です。

その3.新しいことにチャレンジする 

脳を使うことも重要です。中でも、外国語を学ぶことは脳を刺激する1番の方法です。外国の言語を習得しているときに脳はフル回転しています。しかも脳が体重に占める割合は2%にすぎませんが、エネルギー消費量は18%にもなります。脳をどんどん刺激して脳のミトコンドリアを増やしましょう。

0 コメント

2015年

9月

17日

ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。その2

こんにちは、風の整体院 岩田です。ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。

その2です

その2.インナーマッスルを鍛える。

ミトコンドリアは姿勢を保つ筋肉であるインナーマッスルや持久力が求められる足の筋肉などに多く含まれています。それらを刺激するために、ピラティスやコアトレーニングなどは非常に効果的です。また、太極拳などは足腰の筋肉を持続的に使いながら、姿勢を維持するインナーマッスルも同時に刺激するので、ミトコンドリアを増やす理想の運動と言えるでしょう。

0 コメント

2015年

9月

15日

ミトコンドリアを増やして、疲労に強い体になる。その1

こんにちは、風の整体院 岩田です。体のエネルギーづくりや、老化防止機能に関わるミトコンドリア。このミトコンドリアを日常生活の工夫で意識的に増やすことができれば、日々の疲れはかなり楽になるでしょう。ミトコンドリアの増やし方のコツは体にエネルギー不足を伝えることです。

その1.空腹を感じるようにする。

空腹感は脳で感じますが、空腹になると体はエネルギー不足を感じ、ミトコンドリアを増やします。週末にプチ断食を行うのもいいですが、週2回程度、腹8分目に抑えるだけでも効果があります。疲労感の強い人は過食になる傾向がありますが、食事量を抑えてその時間を休息に当てるのもいいかもしれません。

0 コメント

2015年

9月

14日

疲労回復の応急処置

こんにちは、風の整体院 岩田です。本当に疲れていて、睡眠時間も短く、休みたくても休む暇もない人は、何もしないで、そのまま疲労を溜め続けるよりも応急処置としてアキレス腱のストレッチを行いましょう。ちょっとしたスキマ時間を利用するだけで、全身の緊張がとれ、体が楽になります。アキレス腱が硬いことによる1番重大な影響は、ふくらはぎから骨盤までの足の裏側の筋肉を覆う膜が引っ張られて、骨盤の動きが悪くなることです。そのことは全身の循環が非常に悪くなることを指し、疲労回復の効率がとても落ちてしまいます。特に立ち仕事の方は、体のバランスをとるために常にアキレス腱からふくらはぎの筋肉に負担をかけ続けるため、非常に疲労をしています。しっかりストレッチを行い、疲労を溜め過ぎないように心がけることが大切です。





0 コメント

2015年

9月

11日

口呼吸から鼻呼吸に転換しましょう

こんにちは、風の整体院 岩田です。普段、意識しないで行っている呼吸。鼻呼吸と口呼吸どちらで呼吸していますか?なんと日本人の約半数、また、小学生以下の子供は約8割が、鼻呼吸ではなく口呼吸をしていると言われています。実は呼吸の仕方が疲労回復に大きく関わってくるのです。私たちが、吸い込む空気には、酸素や窒素の他にさまざまな病原菌が含まれています。しかし、鼻呼吸ではその病原菌の50~80%は鼻の粘膜に吸着され処理されます。また、鼻呼吸は吸い込んだ空気の加湿をしてくれるので、冷たくて乾いた空気でも鼻腔で温められ、湿度を含んだ状態で喉まで到達します。そのまま肺に到達する空気ですが、加湿が不十分だと肺胞の粘膜になじみにくく、酸素がスムーズに吸収されません。以前お話ししたミトコンドリアは酸素がなければエネルギーを生産することができないため、疲労回復には酸素の供給がとても大切なことがわかるとおもいます。また、人間は鼻から息を吸うことにより頭蓋骨の微細な動きをつくり出しています。そして、その動きは脳脊髄液を循環させる上でも大きな役割を果たしています。

0 コメント

2015年

9月

10日

良い油の選び方

こんにちは、風の整体院 岩田です。必須脂肪酸という言葉をご存じでしょうか?脂肪という言葉によくないイメージを持っている人もいると思いますが、必須脂肪酸は、体にとってとても大切な栄養素となります。しかも、自分の体で合成することができないため、外から摂取するしかない栄養素であり、意識的にとる必要があります。脂肪酸とは脂肪に含まれている栄養素のことで、動物性、植物性、魚油に分けられます。さらに植物性脂肪酸が3つにわけられます。この植物性の3つはオメガ3系とオメガ6系、オメガ9系と言われます。現代人の食生活ではオメガ6系(サラダ油などに含まれるリノール酸)の摂りすぎでバランスが崩れている人がほとんどです。休む時間がなかなかとれない人は普段の食生活が大切になるので、特にオメガ3系の必須脂肪酸を意識的に摂りましょう。オメガ3系の入った油は亜麻仁油,シソ油、エゴマ油が有名です。これらのオイルは熱に弱いので加熱してしまうと本来の効果を発揮できません。そのまま料理にかけて食べて下さい。

0 コメント

2015年

9月

08日

視覚情報をカットする、すごい効果

こんにちは、風の整体院 岩田です。脳は視覚以外でも聴覚や触覚などあらゆる感覚情報を処理していますが、視覚情報は意識して見る見ないにかかわらず、処理の80%を占めるのです。目を閉じるだけで脳への情報は80%カットできるということです。ですから、脳疲労の解消の1つの方法として視覚情報をカットすることが非常に大切なことになります。脳は視覚情報の処理にかなりのエネルギーを使っているので、目を閉じることで余ったエネルギーを他に回すことができるのです。

 

0 コメント

2015年

9月

07日

自律神経を整える呼吸の仕方

こんにちは、風の整体院 岩田です。疲労回復には、上手に自律神経をコントロールすることが大切となります。通常、自律神経は意識的にコントロールできないのですが、呼吸は唯一、自律神経の支配する領域でありながら、意識的にもコントロールできる身体機能の中でも特別なものです。具体的には、夜寝る前に体を回復させる神経である副交感神経を十分に働かせることです。それができるのが腹式呼吸です。ここで注意しなければならないのは腹式呼吸は夜寝る前に行うことです。昼間にやってしまうと、交感神経優位で覚醒している状態の体が中途半端に疲労回復に向かってしまい、かえってバランスが悪くなってしまいます。日中行う呼吸は胸式呼吸の深呼吸です。胸式呼吸は筋肉に酸素を送り、元気に活動するエネルギーを生み出します。自律神経のいいバランスとは、自律神経の働くタイミングに、その自律神経の特性をしっかり働かせることなのです。

0 コメント

2015年

9月

05日

イライラにはカルシウム?

こんにちは、風の整体院 岩田です。カルシウムがイライラを抑えるのに効果があると聞いたことはありませんか?人間の体は血液中のカルシウムイオン濃度が低下すると神経の興奮性が増加されるので、カルシウムが少なくなると神経過敏、イライラしやすい、と言ってもいいかもしれません。ですが、血中カルシウム一定の濃度にしっかりと管理され、減ったり、増えすぎたりしないように人間の体は調整しています。体内のカルシウムは約99%が骨に、約1%が血中にあります。減ったときはすぐに骨から血液中にカルシウムが送られます。そのため、通常は血中のカルシウムが減るということはまずありません。つまり、カルシウムはイライラとは関係ないと言えるのです。


0 コメント

2015年

9月

04日

仕事中でも、こまめに水分をとっていますか?

こんにちは、風の整体院 岩田です。人間の体は体重の4%の水分が失われると脱力感や眠気、頭痛などを起こし始めると言われています。ですから、大量に汗をかくような運動をしているときは、定期的に適切な量の水をとらなければなりません。筋肉細胞が適切な能力を発揮するには、適切な水分供給が必要なのです。十分な水分と電解質がないと筋肉の細胞は縮んでしまい、痙攣を起こします。十分な水分をとることで、筋肉は、より長い時間、よりハードに動くことができるのです。また、頭痛の大きな原因の1つも脱水症状と言われています。いつも偏頭痛に悩まされている方は、頭痛薬を飲む前に、まずは水分を多くとってみるといいでしょう。


0 コメント

2015年

9月

03日

疲れた時に栄養ドリンク?

こんにちは、風の整体院 岩田です。もうひと踏ん張り頑張りたいというときに栄養ドリンクをグイッと1本飲む方も多いでしょう。飲んだあとはなんとなく体がスッキリしたような感じがすると思いますが、実は科学的には疲労回復効果の実証はないのです。栄養ドリンクの中にはカフェインや微量のアルコールが含まれています。元気になったような気がしますが、カフェインの作用で1時的に脳が覚醒状態になっているだけです。根本的な疲労回復が必要となります。

0 コメント

2015年

9月

01日

ねこ背は疲労を助長する。

こんにちは、風の整体院 岩田です。日々の仕事が忙しく睡眠時間も少ない、パソコンの前に座ってもついついねこ背になってしまう。疲れているので気持ちはわかりますが、実はその悪い姿勢が疲れをさらに助長しているのです。普段から姿勢の悪い人はなおさら疲れやすくなります。少し専門的な話になりますが、人間の体は脳と神経によって肝臓などの各器官に命令が伝わり、循環や回復がなされています。その司令塔とも言える脳と神経を100%機能させるには脳から続く脊髄を浸している脳脊髄液の循環が必要不可欠となります。脳脊髄液が循環することによって、神経は栄養を得ることができ、老廃物を取り去り、神経機能を正常に保つことができます。実は、姿勢が悪いと、この脳脊髄液の循環が悪くなってしまうのです。その理由は脳脊髄液が背骨の中にある脊柱管を通って流れてくるからです。脊柱管の中には硬膜と呼ばれる硬い膜があり、その膜の中に脳脊髄液と脊髄神経が入っています。姿勢が悪いと脊柱管のスペースが狭くなってしまい、脳脊髄液の流れも悪くなるので神経機能が落ちて疲労回復が行われなくなるのです。

0 コメント