2019年1月ブログ

2019年

1月

29日

ひざ痛にはまずは運動療法

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。運動療法は細胞の炎症を抑える効果があり、開始後1~2週間で痛みが軽快し始めます。さらに継続すれば、6ヵ月~1年で下肢の筋力が向上して、ひざ痛の再発が防げるようになります。しかしながら、多くの病医院では、ひざ痛といえば薬物療法や関節注射がよく行われます。一時的に痛みが改善するので患者さんは喜びますが、効果が持続するのは2~3日にすぎません。そのため、痛みが再発するたびに薬物療法や関節注射をくり返すことになります。しかも、治療をしているうちにその副作用により関節軟骨や半月板などが老化してボロボロになり、中長期的にはひざ関節症の進行を促進することになります。こうして、長期にわたって薬物療法や関節注射を続けてきた結果、最終的には手術せざるを得なくなるというケースがほとんどです。

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2019年

1月

28日

すり減った関節軟骨はもとには戻らない?

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。多くのひざ痛は、ひざ関節内の軟骨がすり減り、骨が露出し痛みが出ます。また、関節周辺に骨棘が出て、炎症も伴って痛みが生じます。1度すり減った軟骨はもとに戻らないといわれてきましたが、それは違います。軟骨に負担のかからない運動をすることで関節液を潤滑させ、酸素や栄養を与えれば、ひざ軟骨の再生を促して表面は滑らかになります。それによりひざの動きはスムーズになり、痛みを改善したり、痛みがぶり返すのを防いだりすることができます。また、高齢者でも適度な運動により、軟骨の再生が期待できます。軟骨の再生を促すには、ひざ下スイングなどの、ひざに負担のかからない安全な運動を毎日続けることが有効です。ひざ下スイングは足が床につかない高いイスに座ってひざ下を振り子のよにブラブラするだけの簡単な運動です。すでにひざ痛に悩んでいる人、ひざ痛予備群でときどき痛むような人は、スクワットなどの強い筋力運動を行うと軟骨への負荷が大きすぎ、ますます軟骨を衰えさせます。その点ひざ下スイングは、ひざへの負担を考慮した安全な運動です。高齢者でも、毎日続けることができます。

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2019年

1月

27日

立ち仕事の人へ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。立っているとき、ひざ関節には体重の3倍の負荷がかかります。立位の姿勢が長く続けば、その分、ひざ関節への負担も増していきます。立ち仕事でも歩き回ることがあれば、ひざへの負担は軽くなります。立ち仕事の人は、できるだけ歩くようにしましょう。

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2019年

1月

24日

中高年の膝の痛み

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。50歳以上の中高年に見られるひざ痛の原因の多くは、変形性膝関節症によるもので、関節軟骨がすり減って起こる痛みです。では、このひざの痛みはどのようにして起こるのでしょう。多くの人は「ひざの変形により神経が圧迫されて痛む」「ひざ関節の軟骨がすり減り、こすれ合って痛む」と考えます。しかし、これは大きな間違いです。ひざが変形しても神経の圧迫で痛みを発することはないのです。同じように、ひざの軟骨がすり減っても基本、痛みはありません。では、なぜ痛むのでしょうか?ひざの関節は関節包という袋に包まれています。実は、この関節包を内張りする薄い膜である滑膜に炎症が生じるためにひざが痛むのです。年を重ねると、関節も老化し、クッションの役割をする関節軟骨や半月板がもろくなって破壊され、細かく砕かれた摩耗粉が関節包内にばらまかれ骨膜を刺激します。するとこの摩耗粉を異物とみなす免疫反応によって、滑膜の細胞から炎症性サイトカインという生理活性物質が放出されて炎症が起こり、痛みが生じるのです。なお、炎症性サイトカインは血管を膨らませる働きがあるため、血液や体液が関節包内にしみこむので、痛みのほか、腫れなどの症状も同時に起こります。変形性膝関節症は、50歳以上の中高年の女性に多く見られ、肥満・運動不足が最大の要因です。痛みは初期から強く、治療を怠っていると徐々に進行し、スッと歩くことができない、しゃがめない、階段の上り下りがつらいなどの日常生活における動作に障害が出てきます。

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2019年

1月

21日

乾燥する季節の「口臭」対策

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。唾液には、食べかすを洗浄して口の中を清潔に保つ力や、細菌の増殖を抑える殺菌作用があります。唾液の分泌が減って、口の中が乾燥すると雑菌が増え、口臭がきつくなります。朝起きたときに口臭があるのは、睡眠中に唾液の分泌が減少するからです。ストレスや疲れ、加齢、薬などによっても唾液は少なくなるので、よく噛む、話すなどして唾液の分泌を促すようにしましょう。唾液が十分にあれば、口臭は起こりにくくなります。

こんな人は気をつけましょう。

①水分はあまり摂らない

水分を補給しないと口の中が乾き、唾液の分泌が促進されなくなって口臭がきつくなる。

②朝食を抜くことが多い

唾液の分泌が促されないうえに、空腹状態が昼食時まで続くことで、口臭がきつくなる。

③よく夜ふかしをする。

自律神経が乱れて唾液の分泌が減り、胃腸の働きも低下するため、口臭を引き起こす。

④あまり噛まずに食べる

唾液が十分に出ないため、食べかすが口の中に残り、消化も悪くなって口臭が発生する。

⑤ストレスをためこみやすい

ストレスによって交感神経が優位になり、唾液の分泌が減るため、交感神経がきつくなる。

⑥お茶よりコーヒーを飲む

コーヒーの成分が舌に付着しやすく、また口の中が酸性に傾くため、口臭が発生する。

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2019年

1月

20日

毎日の食事が体質を変える

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。食べ物には体を冷やす「陰性食品」と体を温める「陽性食品」、体を冷やしも温めもしない「間性食品」があります。すでに体が冷えている人が冬場に陰性食品を食べると、さらに冷え切ってしまいます。冷え性でなくても、冬場に陰性食品をたくさん食べるのは、あまりおススメできません。やはり、寒い時期は体を温める陽性食品を積極的に食べるようにしましょう。ただし、陽性食品ばかりに偏ってしまうと、それはそれで栄養のバランスが崩れてしまいます。陰性食品であっても、健康な体づくりに必要な栄養素や有効成分を含んでいます。熱を加えたり、体を温める調味料で味付けをしたりして、冷やす力を軽くして食べるようにしましょう。陰性食品と陽性食品の見分け方の基本は、「寒い地方(または時期)の産物は体を温め、暑い地方(または時期)の産物は体を冷やす」と覚えておきましょう。南国産のフルーツや夏野菜は体を冷やすので、冬場は避けたほうが安心です。逆に、東北で採れるリンゴや冬野菜、根菜類は体を温める作用があります。

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2019年

1月

19日

仙骨を温める

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。「仙骨」は腰椎と尾骨の間にある逆三角形をした骨のことです。その仙骨に通っている血管は、主要な血管と非常に近い位置にあります。そのため、仙骨付近の血流の良し悪しは全身の血液の流れに影響します。また、仙骨からは自律神経の一種である副交感神経の束が下腹部に向かって伸びているので、仙骨は副交感神経の働きにも大きく関わります。さらに、仙骨には、全身に影響を及ぼすツボや経絡が集まっているので、東洋医学的な見地から見ても、健康を維持する上で非常に重要な場所だということができます。仙骨を温めると仙骨付近の血流が良くなり、それが全身の血行促進につながります。冷えを感じにくくなったという声はとても多く、特に足先と腰回りの冷えは改善が期待できます。

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2019年

1月

18日

体の冷えがもたらすもの

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。私たちの体の中を流れている血液には、温度が低いほど粘度が上がるという特徴があります。粘度とは文字通りネバネバ具合のことです。体が冷えると、体内を流れる血液も冷えます。つまり体の冷えは血液をネバネバにし、その流れを悪くしてしまうのです。血行不良が起これば、本来届けられるはずの酸素や栄養分が体の隅々にまで行き渡らなくなります。また、老廃物の運び出しも滞ってしまい、体は本来の機能を保つことができなくなります。血液を構成する成分の1つである白血球は免疫をつかさどっているので、血流が悪くなることで、免疫力も落ちます。そして冷たい血液が全身を流れてさらに体を冷やすという負のスパイラルに陥ってしまうのです。また代謝に関わり、私たちの生命活動を支えている酵素がきちんと働くのは体温が36.5~37度のときです。酵素は熱に弱いといわれますが、温度が低すぎてもその働きは鈍くなります。冷えていて得をすることなど1つもありません。冷えを解消しないかぎり、健康を保つことは不可能だといっても過言ではないのです。

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2019年

1月

15日

なぜ冷えるのか

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。冷房や暖房などの空調設備が発達し、私たちは自分の体ではなく、環境のほうを快適にコントロールできるようになりました。その結果、自身の体温を調整する力が弱まってしまい、適正な体温をキープすることが難しくなってしまったのです。実は、冬の寒さや冷房による冷えも、真夏の熱中症も根本的な原因は同じです。熱中症になりやすい人は、同時に冷えにも悩んでいるケースが圧倒的に多いのです。冷蔵庫で冷やした飲み物で年中喉を潤したり、夏の冷房が効いた部屋で薄着のファッションで過ごしたりという生活スタイルも、体を冷えに導きます。さらに、交通機関の発達による運動不足やそれに伴う筋力の低下が、体内で熱を作り出す力を弱めてしまったことが、冷えに悩む人が増えている大きな原因でしょう。また、ストレスに対する耐性が低い現代人は、ちょっとしたストレスでも血管が収縮し、それによる血行不良が冷えをもたらすこともあります。

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2019年

1月

12日

不調の原因「酸素不足」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。人間が生きていくのに欠かせないもの。それは酸素です。酸素が血液と結合して全身を巡り、食べ物から取り込まれた栄養と結びついてエネルギーに変換させるからこそ、細胞の一つ一つは活発に働くことができます。いくら栄養を摂っても酸素がなければ、それをエネルギーとして利用することはできないのです。ところが今、程度の差はあっても、多くの人が酸素不足に陥っています。怖いのは細胞の酸素不足です。この場合、呼吸困難などの重篤な症状がいきなりあらわれるわけではないために、なかなか自覚が持てません。その結果、細胞は慢性的なエネルギー不足となり、正常な活動ができなくなってしまいます。それがさまざまな体調不良や病気を引き起こしてしまうのです。細胞が酸素不足になる原因は大きく分けて2つあります。1つは、体に取り込む酸素自体が十分でないこと。ちゃんと呼吸をしているつもりでいても、ほとんどの人は全身に行き渡るだけの酸素を取り込めていません。呼吸筋は年齢とともに衰えるため、35歳くらいから酸素を吸う量がガクンと減って、70歳を越える頃には、若い頃の半分以下になってしまうのです。もう1つは、取り込んだ酸素を全身に運ぶ血液がスムーズに流れていないことです。血液が体の隅々にまで流れなければ、酸素も全身の細胞にまで行き届きません。血液が滞る最も大きな要因は、ズバリ運動不足です。便利になりすぎた動かない生活が、全身の血流量を低下させているのです。

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2019年

1月

08日

噛む力を鍛える

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。加齢に伴う身体機能の虚弱を指す「フレイル」という言葉をご存知でしょうか?じつは、そのフレイルの入り口となるのが「オーラル」=「口」の機能の衰えです。すなわち、口の健康が損なわれると、体全体の健康、ひいては健康寿命に大きな影響を与えるのです。これは決して意外なことではなく、自分の口で食べるのが困難になる→十分な栄養をとれない→身体機能が衰える、といういたって単純なメカニズムなのです。口の健康というと、「歯」の健康を思い浮かべるかもしれませんが、大事なのは、歯の周辺の筋肉も含んだ口全体の健康です。なぜなら、口の周りや舌などの筋力の低下も、食べる力を弱めてしまうからです。もちろん、その根源には歯肉も含んだ歯の健康があるので、虫歯や歯周病を防ぐケアをしっかり行なったうえで、咀嚼機能や嚥下機能、唾液の分泌機能をしっかり鍛える必要があるのです。

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2019年

1月

05日

マラソンは「大人のスポーツ」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。マラソンは「大人のスポーツ」だと、私は思っています。市民マラソンの大会では、若い20代の男性より60代の男性のほうがいいタイムでゴールすることが少なくありません。マラソンは体力勝負だと思われがちですが、実はスキルやマネジメントが重要で、経験がものをいうスポーツなんです。42.195㎞を走りきるには、ずっと全力で走るわけにはいかず、あえて力を抜いて走るところもあります。ペースをどう配分するか、どのタイミングで給水を摂るかといったことがとても重要で、その答えは経験から得られるものです。経験によるスキルやマネジメント力があれば、年齢を重ねて体力が落ちても、タイムを伸ばすことができます。また、筋肉量や筋力でいえば男性は女性に勝り、それゆえ多くのスポーツでは結果に男女差があるものですが、マラソンはそうばかりとはいえず、むしろ女性のほうが速く走れる場合もあります。マラソンは奥の深いスポーツだと、つくづく思います。

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