2018年12月ブログ

2018年

12月

29日

「脳疲労」かも?

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。いまや日本は「疲労大国」といわれ、日本人の約60%が何らかの疲れを感じていることが、文部科学省が行った疫学調査で明らかになっています。多くの人が、「仕事や運動をすれば体が疲れるのは当たり前」と思っています。しかし、疲労の実態を解明するために行ったさまざまな調査によると、一部の激しい運動を除いて、通常の運動では筋肉はほとんどダメージを受けておらず、体そのものは疲れていないケースが大半です。実は疲れているのは体ではなく、脳の「自律神経の中枢」だったのです。自律神経は、心拍数や呼吸、体温調節を24時間休みなく制御しています。そこへ環境の変化や運動など、さらに大きな負荷がかかると、「自律神経の中枢」への負担も増大します。この「自律神経の中枢」の疲れこそが、疲労の正体なのです。そして、脳はこのシグナルを受け取ると、これ以上活動しないように、「体が疲れている」と勘違いさせます。これが、私たちが感じている「疲労感」です。

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2018年

12月

24日

食べた後は左側を下に

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。脂っこいものやアルコールを摂る機会が多いと、食べた後に胸焼けがしたり、のどに酸っぱいものが上がってくる呑酸を起こし、逆流性食道炎になりやすいと言われています。逆流性食道炎は誤嚥性肺炎や長引くセキの原因になります。ただ、食後の過ごし方に気をつければ予防できます。食べてすぐに横になると食べたものが逆流しやすいので、食後90分は横にならないようにします。また、それ以降に横になる場合はは、体の左側を下にして横になりましょう。胃は体の左側に膨らんでいるので、左側を下にすることで胃液をためるスペースができて、逆流しにくい姿勢になります。

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2018年

12月

23日

長時間の移動にはマスク

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。年末年始は帰省などで飛行機や新幹線などに乗る機会が増えます。こうした乗り物は不特定多数の人と閉ざされた空間で過ごします。なかにはインフルエンザにかかっている人がいるかもしれません。感染リスクが非常に高いこの時期は、予防のためにマスクの着用をおススメします。インフルエンザはくしゃみやセキをしたときに飛び散る飛沫による感染が多くを占めています。マスクをすることで飛沫を防げるので感染予防になります。マスクを外すときはひもを持ち、外側を触らないようにしましょう。付着しているウイルスが手につくと、それが口に入って感染することがあるからです。

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2018年

12月

22日

家の中の温度差に注意

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。冬は家の中でも大きな温度差が生じやすい時期です。暖かいリビングと暖房のないトイレや風呂場の脱衣場とでは、かなり室温が違ってきます。実はこの温度差によるリスクがあります。気道が敏感な人はたった3℃違うだけで、セキが出やすくなります。健康な人でも気温が7℃以上下がると寒暖差アレルギーで、くしゃみや鼻水が出る人が増えます。さらに、10℃以上の温度差は血管が切れたり詰まったりと、命に関わります。冬はトイレや脱衣場など寒い場所には、立ち上がりが早い暖房機を設置するなどして、家の中の温度差が小さくなるようにしましょう。

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2018年

12月

21日

乾燥対策「だ液」を増やす

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。ウイルスは気温や湿度が低い時期に活性化します。また、鼻やのどの粘膜が乾燥すると、病原菌が体内に侵入しやすくなるため、冬は風邪のリスクがより高くなります。加湿器などを使って湿度を50~60%にキープすると風邪予防に有効です。60%を超えるとカビやダニが増えるので、ちょうどいい湿度を維持しましょう。「だ液」には殺菌作用があり、天然の抗菌薬とも呼ばれます。「だ液」の分泌を促すマッサージもおススメです。指をそろえて耳の前の頬に当て、やさしく10回ほどなでて、だ液腺を刺激すると、だ液の分泌量が増えて、のどがうるおい、免疫力がアップします。

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2018年

12月

17日

疲れを認め心身を「休める」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。年齢とともに体の疲労回復力が下がります。さらに現代人は、スマホで情報を受け取ったり、SNSで常に感情を揺さぶられたりすることで、脳=心のエネルギーも消耗しやすい状態です。疲れを感じるのは、心身を休めさせようとする生体反応です。「疲れてしまった」と認めましょう。疲れを自覚したとき、つい「疲れる状況やストレス源となっている人間関係を解決しなくては!」と、そのまま頑張ろうとする人が多いのですが、何より重要で、かつ効果的なのが「休む」ことです。「休む」とは、ストレスを感じる環境から逃避して、自分の心と体を休息だけに集中させることです。何も考えずに、まずは眠りましょう。対策を考えるのはその後です。

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2018年

12月

16日

自分をほめると脳は元気になる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。右脳は人に対する理解、左脳は自分への理解に関係しています。人の感情に合わせてばかりいると、左脳にある感情系番地はあまり使われません。すると、自分への理解が不足して、自分の心をなおざりにしたり、ストレスをためこんだりしてしまいます。忙しい毎日でも、自分のことを考え、認め、ほめてあげる時間が必要です。そうすることが感情系によい刺激となります。ストレスも減るでしょう。感情系が元気になると、深く関わり合っている思考系も活発に働き始めます。

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2018年

12月

15日

昼寝はガマンしない

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。夜、寝つきが悪くなりそうと考えて、昼寝をガマンする必要はありません。睡眠と覚醒のリズムの影響で、起床から8時間ほどすると、眠気のピークがやってきます。このとき少し仮眠をとると頭がスッキリし、その後の仕事の効率が上がることがわかっています。目安は15分程度です。30分以上とると、深い睡眠に入ってしまい、夜の寝つきが悪くなるので注意してください。

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12月

14日

就寝直前に熱いお風呂に入らない

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。スムーズな入眠のためには、就寝の1時間以上前にリラックスできる温度のお風呂に入りましょう。夜になって下がりはじめた深部体温が、入浴で一時的に上がると、もとに戻そうとして急激に下がってきます。この落差により、心地よい眠気が訪れます。就寝前に熱すぎるお風呂に入ると、深部体温が下がりきらず、かえって寝つきが悪くなります。

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12月

13日

3時間以上座り続けない

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。休日に座っている時間が死亡リスクに関係するという、興味深いエビデンスがあります。米国がん協会(ACS)が2018年に発表した研究報告によると、余暇に座って過ごす時間が6時間以上の人は、3時間未満の人に比べて、早死にするリスクが19%も高くなっていました。さらに、がん、心疾患、脳卒中、糖尿病、腎疾患、自殺、肺疾患、肝疾患など14の死因で、死亡リスクが上昇しています。座りっぱなしがいかに体に悪いかがわかります。長生きするためには3時間以上、座り続けないようにしましょう。6時間以上座り続けると危険信号です。1、2分、立って背伸びをしたり、少し歩いたりするだけでOKです。1時間座って過ごしたら1度立ち上がって、ストレッチをしたり、家の中を移動したりして、体を動かしましょう。

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2018年

12月

11日

1日に飲む水分の目安

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。1日に必要な水分の摂取量は1100㏄が目安です。水分の摂取量が少ないと脱水症に陥りますし、多すぎると水中毒、低ナトリウム血症を起こす危険があります。1100㏄としているのには意味があります。私たちの体は、毎日、水分を排出しています。その量は1日に皮膚から500㏄、呼気から300㏄、便から100㏄、尿から1500㏄、合計2400㏄です。食べ物から摂取する水分は約1000㏄で、代謝水という吸収された栄養素が体内で分解されてエネルギーを発生するときにできる水が300㏄あり、排出量からこれを差し引くと1100㏄となります。ふだんより汗をかいたら、その分をプラスしましょう。

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12月

10日

耳が聞こえにくくなる原因

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。耳が聞こえにくくなるのは、これまで加齢のせいだと考えられてきました。しかし最近の調査研究によると、その原因は「騒音」と「動脈硬化」であることが明らかになっています。

原因①騒音

私たちの身のまわりには、けっこう大きな音を出しているものがあります。たとえば、自動車のクラクション(110デシベル)、電車通過時のガード下(100デシベル)、カラオケ(90デシベル)、地下鉄の車内(80デシベル)などです。ヘッドホンなどで大音量の音楽を聴くのもとても危険です。日常生活で、こういった騒音をできるだけ耳に入れないように気をつけましょう。

原因②動脈硬化

肥満や高血圧、高血糖、高脂血症などの生活習慣病や、運動不足、喫煙、ストレスなどによって動脈硬化が進行すると、耳の内部の細胞に血液が行き渡らなくなり、音を電気信号に変える働きが低下するため、聞こえが悪くなります。

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2018年

12月

09日

清潔にしすぎはキケン

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。腸内にいる細菌叢のことを「腸内フローラ」と呼びます。未解明の部分も多いですが、その数1~3万種類、100~1000兆個くらいなのではないかといわれています。そのバランスが人間の健康に大きく関わっていることがメディアでも大きく取り上げられるようになってから、いかにしてお腹の中の善玉菌を増やすかということに躍起になっているようです。けれども、細菌叢は腸内だけにあるわけではありません。皮膚にも腸内に匹敵するくらいの膨大な数の細菌が棲みついています。それがノーマルフローラと呼ばれるものです。ノーマルとは言葉通り「正常な」という意味で、ノーマルフローラとはすなわち「正常な細菌叢」です。つまり、我々は無菌状態で生きているわけではなく、ものすごい数の細菌がくっついているのが正常だということです。細菌というと、なんだか汚いもののように思えるかもしれませんが、それは大きな誤解です。たくさんの細菌がくっついているからこそ、それがバリアとなり、危険な細菌を追っ払ってくれるのです。しかも人間の体は絶対に無菌にはならないので、一時的に菌が取り除かれると、そこに別の菌がくっつくようにできています。あるべき細菌がなくなってしまうのは、免疫力を失うのと同じなので、悪さをする細菌が付着しやすくなり、さまざまな感染症を引き起こします。潔癖症で1日に何度も手を洗わずにはいられない人が、乾燥肌やアレルギー症状に悩んでいるケースが非常に多いのは、必要な菌まで洗い流しているために、悪玉菌がどんどん増えてしまったせいなのです。

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2018年

12月

08日

ひざ裏をのばす

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。街を歩いていて、ショーウィンドウに映る自分の姿を見て、「猫背かな?」「何だか姿勢が悪い」と感じたことはありませんか?その場でシャンと姿勢を正してみても、気付けばまた元の姿勢に戻っていませんか。じつは前かがみの姿勢は力を入れなくてもいいから、とてもラクなんです。しかし、ラクをした分、体幹の筋肉がゆるみ、姿勢はどんどん悪くなります。体をのばす筋肉の力を「伸展力」といいますが、その力を担っているのが主に体の後ろ側にある筋肉です。そして伸展力の起点となるのが「ひざ裏」で、ひざ裏がきちんとのびていないと、ひざが曲がる→太ももの後ろの筋肉が縮む→骨盤が後ろに傾く→腹筋がゆるむ→背中が曲がる→首や肩が前に出る、といった連鎖反応を起こすのです。猫背になると、呼吸が浅くなって血流が悪化し、内蔵や自律神経の働きも低下してしまい、便秘や腰痛、高血圧など、さまざまな不調を引き起こすことになります。これらを予防・改善するためにもひざ裏をのばすことが大切です。

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2018年

12月

07日

顔を見れば不調がわかる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。「最近、体調がすぐれない」「疲れやすい」と感じたことはありませんか?そんなときは鏡を見てみましょう。いつもと肌色が違う、むくんでいるなど、顔のどこかに変化があれば、それは体からのSOSです。このように顔を視診して体調を判断する東洋医学の考え方を「望診」といいます。なぜ、顔を見るだけで体の状態がわかるのでしょうか。それは、顔のどこかに少しでもケガをしたら大量に流血することからもわかるように、顔にはたくさんの血液が流れ込んでいるからです。しかも皮膚の表面近くに細かい血管が張り巡らされているので、血流を通して体の様子がわかりやすいのです。いつも外に出ている顔の表情から感情が読み取りやすいことも、体調を判断しやすい理由です。いわば、顔は体の調子を知る情報ステーションです。日ごろから「望診」を暮らしの中に取り入れ、症状が重くなる前に対策を立て、健康を守りましょう。

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2018年

12月

04日

男女の脳は正反対

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。古今東西、男女の間にはギャップがつきものです。それは男性と女性の脳の構造が、大きく違うからです。情報処理の際、女性脳では横方向の信号が無数に走り、「共感」「察する」といった働きをします。一方、男性脳では縦方向の信号が走り、「俯瞰」や「戦略立案」をします。そのため、話し方も対照的になります。女性は発端から経緯を細かく、感情豊かに語りがちです。対して男性はまず結論、その後要点をシンプルに話し問題解決を目指します。ものの見え方も正反対です。男性は「遠くの動くもの」に瞬時に照準が合います。女性の目は逆に「近くのものを詳細」に見て、わずかな変化を察知します。女性がそんな自分を基準に考えていると、「髪を切ったのに気づきもしない」彼に怒り心頭、となるわけです。これが「夫」となるとますますやっかいです。夫は異性のなかでも特に、自分とかけ離れた相手だからです。繊細な人は、ガサツな人と、寒がりは暑がりと惹かれ合うものです。これは、遺伝子が離れた相手ほど生存のための方策に幅ができ、子孫の免疫抗体のバリエーションも豊かになる、という生物としての本能です。「好きで結婚したのに頭に来ることばかり!」となるのは必然的な結果なのです。とはいえ、毎日頭に来てばかりでは大変ですね。そこで必要なのが、お互いの脳を理解することです。相手の脳が何を喜び、何を嫌がるかに合わせた行動もできます。

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2018年

12月

03日

キラーストレスのリスク

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。

①家族への不満

ストレスの要因として「家族関係」をあげる人はあまり多くはないのですが、ある研究機関がストレスの度合いを測るホルモンの値を調べたところ、大半の人は職場より家庭において強いストレス反応を示しているということがわかりました。家庭というのは憩いの場であるはずですが、同時に小さな不満が溜まりやすい場所でもあります。夫の横暴な言動にガマンを重ねていたり、子どもの反抗に頭を悩ませ続けていたりすると、健康を大きく害してしまう危険性もあります。

②ママ友付き合い

子どもを介して繋がる「ママ友」付き合いが苦手だという声はよく聞きます。それを「苦手だ」と自覚して、うまく距離を置ける人はよいのですが、嫌われたくないあまりに「いい人」を演じ続けようとしたり、無理に同調することをずっと続けたりしていると、じわじわと体を蝕むストレスと化してしまうかもしれません。子どものため、と思うかもしれませんが、体調を崩してしまっては元も子もありません。心の負担になっていると感じたら決して無理はしないことです。

③SNS

ここ数年「SNSうつ」に陥る人が急増しています。日常生活で努力が報われない、頑張っているのに評価されないという思いが強い人ほどSNSで認められたいという気持ちが強くなり、「いいね」の数に異常に執着するようになっていくのです。また、他人の投稿がストレスの要因になるケースもあります。嫉妬心を過剰に増幅させた挙句にうつ病を発症する人も珍しくありません。その傾向があると自覚する人は、なるべくSNSから距離を置くことを心がけてください。

④やりがいのある仕事

嫌な上司がいるとか、仕事量が多すぎるなど、明らかな不満がある場合は本人もそれをストレスだと認識しやすいのですが、「キラーストレス」の要因になりやすいのは、本人にとって「やりがいのある仕事」です。明らかな無理難題でも「頑張る」→「達成する」→「快感を得る」→「もっと頑張る」という循環を経るなかで、脳はどんどん疲弊していきます。最終的に重篤な状況に陥ってしまう危険が最も高い要因だと言ってもよいでしょう。

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2018年

12月

01日

ゲームは脳に悪い?

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。ゲームと脳の関係については、世界中でさまざまな研究が進められています。結論から言えば、ゲームは脳に「ダメ」という報告もあれば「賢くなる」という報告も多くあります。「ゲームで脳の一部が委縮する」といった報告が一時期、話題となりましたが、よく読むと、ほかの部分は大きくなっていたりするのです。また、パチンコやパチスロなどのギャンブルのようにゲームも依存性が高く、一度ハマったら抜けられないのではと心配している方もいるかもしれません。しかし、ギャンブル依存症に関する全国調査では、「8割近くが自然回復している」という結果が出ています。それを考えると、「ゲームは脳に悪く、依存性が高いからダメ」とは言い切れません。

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