2018年5月ブログ

2018年

5月

31日

めまい、不眠、肩こり…頭痛以外の不調

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。更年期をむかえるころになると、片頭痛の痛みは起こりにくくなります。加齢に伴い、動脈硬化で血管が硬くなり、広がらなくなるからです。すると、三叉神経を刺激しなくなるので、頭痛の症状が出にくくなります。しかし、片頭痛がなくなったわけではありません。また、このころになると女性ホルモンの分泌が低下して不安定になり、ほてり、のぼせ、不眠、イライラ、肩こりといったさまざまな不調が起こる、いわゆる「更年期障害」が出始めます。しかし、もともと片頭痛など慢性的な頭痛に悩まされていた方は、年齢が高くなるにつれ、耳鳴りやめまい、不眠、不安など、頭痛以外の不快な症状が多くなる場合が少なくありません。それぞれ症状は異なりますが、いずれも、根本にあるのは脳の異常な興奮性の高さが影響している可能性があります。つまり、「頭痛以外の不調」は、慢性的な頭痛が姿を変えてあらわれた可能性があるのです。さらに、更年期には肩こりなどから緊張型頭痛が起こりやすくなるので、姿を変えた片頭痛と合わさり、連日ダラダラとした頭痛が起こる場合もあります。

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2018年

5月

29日

カフェインはほどほどに

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。コーヒーや紅茶にはカフェインが含まれていて、眠気や疲労感をやわらげます。また、水分を体外に出し、片頭痛のときに広がった脳の血管をもどし、初期の片頭痛を改善することもあります。ところが、1日に200mg以上のカフェイン(コーヒー100mlには50mg以上のカフェインが含まれています。)1日にコーヒー400ml以上を長期にわたって摂取し続けていると、それをやめたときに脳の血管が急激に広がり頭痛を起こす方もいます。ですから、コーヒーの飲み過ぎには注意が必要です。また、かき氷やアイスを食べたときに頭が痛くなります。これは誰にでも起こる現象ですが、特に口腔内に分布しているセンサーの役割をする三叉神経が敏感な方、片頭痛の方に起こりやすいと言われています。この頭痛はすぐに治るので、心配はいりません。

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2018年

5月

28日

週末に頭痛になる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。片頭痛の誘因は、人によってさまざまです。一般的には、ストレス、女性ホルモン、飲食物などが引き金になって起こると考えられています。さらに、不眠とともに寝すぎも片頭痛の引き金になります。週末になると、必ず頭痛が起こる方がいます。これは、平日の仕事から解放されてホッとし、脳内の血管が拡張してしまうということもありますが、疲れを取ろう、ゆっくりしたいという気持ちがあり、つい寝すぎてしまうことも関係するようです。実は平日は緊張しながら仕事をしているためストレスがかかっていても、気がつきません。しかし、ストレスから解放された直後が要注意で、ストレスにより収縮していた血管がゆるんだ瞬間に、片頭痛が起きることが多いようです。休みの日も平日より、少々の寝坊にとどめ、朝食はいつもと同じ時間にとり、急激な血糖値の低下を防ぐなど規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

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2018年

5月

25日

女性の片頭痛は男性の4倍

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。誰でも一度や二度は頭が痛くなったことがあると思います。しかし、痛みは本人にしかわからないので「頭痛で仕事を休みます」とはいえず、何とか我慢してその日を乗り切ったということもあるでしょう。20~40歳代は、脳の興奮性の高さが本格的な片頭痛としてあらわれ、つらい症状が続く年代です。しかし、この時期、頭痛とどう向き合うかによって、その後の経過が変わっていきます。慢性的な頭痛の中でも、特に女性に多いのは片頭痛です。現在、日本では約840万人が片頭痛に悩まされていると言われていますが、男女の比率は1対4と女性のほうが圧倒的に多いのです。女性には、月経、妊娠、出産があります。ときとしてそれが頭痛を引き起こすこともあります。そもそも、片頭痛は、セロトニンという脳内物質が増えたり減ったりすることで、脳の血管が異常に広がり、脳の血管周囲に分布するセンサーの役目をする三叉神経が圧迫されることで起こります。セロトニンは女性ホルモンの一つであるエストロゲンと構造が似通っているため、エストロゲンの分泌量に連動して増減する傾向があります。そのため、月経の前後にエストロゲンの分泌が急激に変動すると、それに連動してセロトニンの分泌も変動し、頭痛が発生しやすくなるというわけです。このことからもわかるように、片頭痛は女性ホルモンと非常に関係が深いのです。ただし、だからといって、すべての女性が必ず片頭痛になるわけではありません。週に1~2回、片頭痛に悩まされる方もいれば、今まで頭痛などなかったのに更年期障害とともに突然、頭痛を感じるようになったという方もいます。中には生涯、一度も頭痛経験のない方もいるはずです。また、不規則な生活や食生活の偏り、ストレスや過激なダイエットなどで、女性ホルモンのバランスが乱れ、それが片頭痛の誘因となることもあります。ちょっとした注意をすることによって、片頭痛を引き起こす誘因となるものを避けることができれば、生活の質も変わってくるはずです。

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2018年

5月

21日

子供にも頭痛はある

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。頭痛は大人だけの病気ではありません。小さな子供にも頭痛はあります。また、体が小さいから、痛みも小さいわけではありません。中には幼稚園児や小学校低学年でも、激痛に苦しんでいる子供もいるのです。しかし、さっきまで「頭が痛い」と言っていたのに、しばらくすると元気に走り回ったり、「お腹が痛い」と泣きながら訴えてみたり…そんな様子を見た多くの大人は「ひょっとしたら仮病かもしれない」と考えがちです。実は子供の頭痛は、その発達段階に応じて、あらわれる症状もさまざまです。大人の頭痛とは症状が異なることが多く、また、頭痛は本人にしかわからない自覚症状であるため、小さな子供はうまく説明することができません。そのためよけい分かりにくいのです。また、医療現場でも理解が進んでおらず、たとえ頭部CTスキャンやMRI検査などを行っても、血管などの異常があらわれないため正確に診断することは難しいのです。まず、母親が片頭痛持ちであれば、ほぼ間違いなく子供にも同じ症状があらわれます。親と同様に脳が敏感なため、周囲の子供と比べると少々落ち着きがない、聞き分けがよくない、寝相が悪い、寝言が多い、乗り物酔いをする、歯ぎしりをするといった特徴が見られることも多いようです。また、学校では集団行動が苦手、協調性に欠けるという評価を受け、その結果、発達障害を疑われてしまうこともあります。親もショックを受けるでしょうが、これは頭痛持ちの家系ではありがちなことです。一方、子供も周囲の理解が得られないと、ますますつらくなり、頭痛を繰り返すうちに不登校になってしまうこともあります。ですから、まずは頭痛持ちの子供の特徴をよく理解してあげることです。そして、頻繫に頭痛を訴えるようなら、軽く考えずに、早い段階で頭痛専門の病院で診てもらいましょう。

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2018年

5月

20日

脳過敏症候群

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。長い間、慢性的に頭痛に悩まされてきた方は、年齢を重ねるにつれて動脈硬化が進み脳血管が広がらなくなり、頭痛発作はおこりにくくなります。しかし、その一方で、頭が重く感じられることが毎日続いたり、原因不明の耳鳴りやめまい、不眠、不安、イライラなどの症状があらわれたりと、さまざまな不快症状を抱えるようになることが、少なくありません。一つ一つの症状は別々のものですし、一見したところ、どれも頭痛との関連性がないように思われます。しかし、どの症状も慢性化した脳の異常な興奮が招いている可能性がある、と考えられるようになりました。脳が興奮しやすくなっているために生じる症状であっても、多くの方は原因がわからず、きちんとした治療を受けることができません。こうして放置されてしまった脳はちょっとした刺激で興奮しやすくなり、ささいなことで頭痛を感じるようになります。その後も、治療を受けないでいるといつの間にか脳の興奮性が増していき、慢性的な興奮状態に陥るリスクが高まります。こうして頭痛以外の不快な症状があらわれやすい状況になります。脳過敏症候群の方は、片頭痛の正しい治療を受けていない方が大半です。片頭痛のようなしつこい慢性的な頭痛に悩まされてきた方が、頭痛への対応を誤ると、脳の興奮のしやすさがクセになって脳過敏症候群の予備軍になる可能性があります。認知症、うつ病、パニック障害だと診断されていた方が、実は脳過敏症候群だったというケースもあります。

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2018年

5月

17日

群発頭痛

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。片頭痛は女性に多く見られますが、群発頭痛は男性に多い頭痛です。男女比は、おおよそ男性5~10対女性1で、20~40歳の働き盛りの男性に多く見られます。群発頭痛はある一定の時期に、まるで群発地震のように、何度も繰り返して起こる頭痛のことです。発作の起きる時期は、人によりだいたい決まっていますが、季節の変わり目に多く、1~2ヵ月の間は毎日のように、決まった時間、主に就寝後や明け方に激烈な頭痛に襲われるのが特徴です。片側の目の奥が激しく痛むのが特徴で、痛みは激しく続き、燃えるような、突き刺されるような、えぐられるようななどと表現されるほどです。起きる頻度は、あまり多くなく、年に1~2回が一般的です。一度痛みが出ると、あまりの痛さにがまんできず、のたうち回ったり、ひどい時には自分の頭を壁に打ち付けたりすることもあるほどです。痛みの持続時間は15分~数時間と幅がありますが、そのあとは何もなかったかのようにケロリとしているのが典型的なパターンです。片頭痛は3分の1が頭の両側で痛みますが、群発頭痛では必ず頭の片側が痛みます。頭痛以外には、多くの場合、同じ側の目や鼻に特徴的な症状が見られます。頭痛と同じ側に涙が出る、目が充血する、鼻水が出る、鼻が詰まる、まぶたが垂れ下がる、腫れる、額が赤く腫れる、異常に汗をかくこともあります。また、激烈な痛みに連日襲われ、それが1~2ヵ月も続くので、寝ることが怖くなって睡眠不足でノイローゼ気味になってしまう方も多いようです。群発頭痛の痛みは片頭痛のようには長く続かず、1時間前後で治まります。しかし、片頭痛のように頭痛が1日足らずで終わるということはなく、頭痛が群発する日々が数週間から、長いと数ヵ月も続きます。しかし、そんな時期がすぎると、波が引いたかのように頭痛がなくなります。そしてある時期がくると、また頭痛が続くといったことを繰り返します。群発頭痛の起こる時期は、人によってだいたい決まっていることが多く、毎年、春先や秋口など季節の変わり目に発生し、時間帯は、布団に入って1~2時間経ったころや明け方に多く見られます。

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2018年

5月

12日

緊張型頭痛

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。慢性的に起こる頭痛の中で、最も多いと言われているのが、ダラダラとした痛みが続く緊張型頭痛です。痛みは毎日のように起こりますが、発作的に起きる片頭痛のように、日常生活に影響を与えるような激しい痛みはありません。いつの間にか始まった痛みがほぼ毎日続き、特に午後から夕方にかけて、その痛みが増す傾向があります。後頭部から首にかけて痛んだり、頭全体が締め付けられるように痛んだりします。また、頭が重く感じることもあります。この緊張型頭痛は、頭のまわり、肩から背中にかけての筋肉の緊張によって血管が収縮し、血液の流れが悪くなることによって、痛みが生じてくるのです。そのため、家事や仕事などで少し疲れてくる午後になって、起こってくる傾向があります。ただ、片頭痛とは違って、光や音、においなどで症状が悪化することはあまりありませんし、また、吐き気をともなったり、運動によって悪化したりすることもありません。片頭痛は体を動かしたり温めたり、血管の拡張を増すようなことをすると痛みが増しますが、緊張型頭痛の場合は楽になるのが特徴です。緊張型頭痛では、多くの場合、肩や首のひどいコリと頭痛がセットで起こります。そのほか、眼精疲労、フワフワするめまい、全身のだるさといった症状を訴える方が多いのも特徴です。痛みが出たとき体を動かしても痛みが悪化しない、吐き気などの症状もほとんどなく、首や肩を軽くストレッチして痛みが楽になるようなら、緊張型頭痛の可能性が高いと言えます。一度発症すると、毎日のように起こり、痛みが続く時間は30分程度で解消することもあれば、1週間ほど続くこともあります。痛みを感じたときは、少しずつ体を動かしたり、温めたりすると、収縮した血管を刺激して血流がよくなり、症状が緩和されていきます。ですから、長時間同じ体勢をとっていたり、少し疲れてきたなと思ったら、定期的に体を動かしてみることが重要です。凝り固まってしまう前に、首や肩のストレッチをして、筋肉の緊張をほぐすことで、症状の悪化を防ぐことができます。

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2018年

5月

11日

片頭痛

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。片頭痛は「片頭」だから頭の片側だけが痛む頭痛と思われがちですが、そうではありません。頭痛をときどき起こす症状の名称で、片側だけでなく両側や後頭部、頭全体に痛みが出ることもあります。痛みは主にこめかみから目のあたりがズキンズキンと脈打つように痛むのが一般的ですが、頭が締め付けられるような痛みがあったり、いつも同じ場所に同じ症状が出るとは限りません。そのため、他の頭痛と見分けがつかないかもしれませんが、発作の最中に、身体を動かすなどして頭の位置を変えると痛みがひどくなるようなら、片頭痛と思って間違いないでしょう。通常、痛みの発作は1ヵ月に1~2回ほど起こりますが、多いと1週間に1~2回くらい起こることもあり、人によってさまざまです。一度、頭痛発作がはじまると、だいたい4時間から2~3日は痛みが続きます。歩いたり、しゃがんだり、階段の上り下りといった日常的な動作によって悪化するのも特徴です。また、片頭痛は予期せぬときに起こります。それまで元気にしていたのに急に痛み出し、悪化すると睡眠中にも起こります。片頭痛には「前兆」と呼ばれる前ぶれの状態が出るケースと出ないケースがあります。その代表的なものが閃輝暗点と呼ばれる症状で、目の前にキラキラと光るギザギザ模様が見えてきます。このほかには、初期に頭の皮膚がピリピリしたり、顔、腕、脚などがチクチクしたり、また頭痛がひどくなると手足の感覚が鈍く感じられることもあります。頭痛発作の数時間前から1~2日前に、首や肩のこり、生あくび、空腹感などの症状が見られる方もたくさんいます。実際に痛みが起きると光や音、においに敏感になったり、まぶしさや騒がしさから、頭痛が悪化することもあります。さらに、痛みの最中に、吐き気やめまい、耳鳴りなどの症状をともなうこともしばしばで、吐き気だけではおさまらずに実際に吐いてしまうこともあります。このため、寝込んでしまうこともあり、日常生活や社会生活に支障をきたすことが少なくありません。これらはほかの頭痛にはほとんど見られない片頭痛発作の特徴です。

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2018年

5月

10日

頭痛をあなどってはいけません

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。風邪をひいたとき、寝すぎてしまったとき、女性なら生理の前後必ず頭痛になる…という方もいます。どんな方でも1度くらいは頭痛を体験しているでしょうし、また、慢性的な頭痛に悩まされている方もいます。日本国内で頭痛に悩まされている人々は、おおよそ4000万人とも言われています。ということは国民の4人に1人は頭痛持ちという計22算です。しかし、「たかが頭痛」。だから、寝れば治る、薬を飲めば大丈夫と思ってはいませんか?その痛みは「たかが頭痛」ではありません。国際的な診断基準を見ても、現在、頭痛は100種類以上に細かく分類されている、れっきとした病気です。頭痛は、「一次性頭痛」と「二次性頭痛」のふたつに大きくわけられ、その割合は8対2で、一次性頭痛のほうが圧倒的に多いのです。一次性頭痛とは、検査をしても脳や体にこれといった原因が見つからないのに、繰り返し起こる頭痛のことです。正しい付き合い方をすれば命にかかわることのない、片頭痛のような慢性的な頭痛のことです。「頭痛持ち」と言われるのは、ほとんどがこの慢性的な頭痛で、比較的若いころからはじまるのが特徴です。慢性的な頭痛には、肩こりなどからくる「緊張型頭痛」のほかに「片頭痛」や「群発頭痛」などがあります。命にかかわることはありませんが、仕事が手につかない、家事ができないといった日常生活に大きな支障をあたえる場合もあるので、軽く考えてはいけません。一方、二次性頭痛は、何らかの病気の症状として起こってくる頭痛です。くも膜下出血や髄膜炎、脳梗塞、脳腫瘍といった脳の病気が原因のこともあるので、注意が必要です。そのため、頭痛に悩んでいるのなら1度は頭痛外来などで専門医に診てもらうのが望ましいでしょう。

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2018年

5月

04日

やる気が出ない

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。人からやらされている感じがして、どうにも「やる気」や「モチベーション」がわかない…。このような症状には思考系脳番地が大きく関係しています。脳の中の考える力がスタミナを失って、働かなくなっているのです。思考系脳番地の働きが鈍り、脳の中の考える力が失われている状態の原因には様々なことが考えられますが、案外それは体全体に疲労がいつのまにか蓄積している場合が多いのです。それは無理な仕事の積み重ねで知らず知らずのうちにストレスを溜め込んで体中の電池がいわば切れた状態といえるのですが、体全体の疲れは同時に脳の疲れを意味します。だから、体のメンテナンスをすれば脳も再び活性化するのですが、それには足や腰など疲れやすい部位のお手入れが有効です。疲れたと思ったら整体などに出かけて、心身ともにリフレッシュしてみませんか?

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