2016年12月ブログ

2016年

12月

30日

スーパーフード「納豆」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。みなさん、納豆をどのくらいの頻度で食べていますか?ビタミンB群をバランスよくとるという意味では、納豆が断然おススメです。納豆のビタミンB2は、なんとゆで大豆の約12倍も含まれています。ビタミンB群だけでなく、必要な栄養素をバランスよく含んでいて、かつカロリーもきちんととれる納豆は、まさにスーパーフードです。すべての食べ物をの中で、いちばん何をおススメするかと言われたら、断然納豆です。スーパーに行ったら、とりあえず納豆をカゴに入れましょう。たとえば、コンビニの弁当やスーパーの惣菜で済ます日でも、そこに納豆をプラスするだけで栄養バランスは劇的によくなります。朝ごはんに納豆を食べるのもおススメです。もうひとつおススメするなら、甘酒です。これもほぼパーフェクトに必要な栄養素を網羅しています。しかも消化しやすいので、体調の悪いときなども重宝するでしょう。消化を助ける酵素を含んでいるので、ストレスで胃腸がつらいとき、食欲のないときは本当に助かります。その効果は絶大で「飲む点滴」「飲む美容液」と呼ばれるほどです。腸内環境も整えるので、肌もきれいになります。買うなら、砂糖が入っていない「麹の甘さだけのもの」がいいでしょう。パッケージに「砂糖無添加」と書かれているものです。甘酒スイーツならおやつで栄養補給もできます。ただし、甘酒は血糖値を上げますので、空腹のときは避け、他のものと一緒にとるのがおススメです。

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2016年

12月

27日

甘いものは15時に食べると脂肪になりにくい

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。痩せたい人は、甘いものを15時に食べると、いちばん太りません。「時間栄養学」という学問があります。これは、栄養はとる時間によって吸収率が異なることを研究するものです。たとえば、BMAL1(ビーマルワン)という脂肪を蓄えるタンパク質があります。これは、時間帯によって出る量が違います。BMAL1がいちばん出るのが、22時から午前2時までです。つまり、この時間帯が一番「太りやすい時間」です。反対にいちばん少ないのが午後3時です。その差はなんと20倍にもなります。ですので、太りたくないと思ったら甘いものは15時までに食べ終えておくのがおススメです。逆に22時から午前2時は最も避けましょう。太ってしまう時間帯です。夜に向かうほどヘルシーな食事をとることが大切です。残業で長くオフィスにいる人ほどおやつの量が多い傾向にあります。食べているものは昼と夜で同じでも、22時以降であれば脂肪を蓄えるタンパク質が、20倍も出ているということは忘れないようにしたいですね。「甘いものは3時までなら大丈夫なんだ!」と希望が湧くかもしれませんが、体内時計が乱れている人は、この時間帯に食べても太る可能性がおおいにありますので、体内時計も意識しましょう。

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2016年

12月

26日

ガムを噛むだけでセロトニンは出る

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。「ハッピーホルモン」であるセロトニンを出すには、午前中の日光を浴びることの他に、もうひとつ有効な方法があります。それは「リズム運動」をすることです。「北向きの部屋に住んでいて朝日が入らない」「地下鉄ばかりで通勤中はほとんど外に出ない」といった人や、夜勤の人におススメです。また、朝日を浴びた上で、このリズム運動を取り入れることも効果的です。リズム運動とは、一定のリズムで15分から20分、ある動作を繰り返すことです。朝日を浴びるチャンスがなくても、それだけでセロトニンは分泌されます。たとえば「歩く」「ラジオ体操をする」「スクワットをする」などが効果的です。どこでもできていちばん楽なのは、ガムを噛むことです。「えっ!そんなことでいいの?」とびっくりするかもしれませんが、咀嚼も立派なリズム運動です。ガムでもセロトニンは出ます。もちろん、スポーツにもうつ病の薬と同じくらいの抑うつ効果があるといわれています。ガムを噛むこともスポーツも、どちらもセロトニンの血中濃度を高めます。ただし、時間が大切で、スタートして10分でセロトニンが出てきて、20~30分で分泌量がピークになります。それ以上やるとピークが低下するので、30分以内でできるものがおススメです。東京の江戸川区では、中高年からシニアを対象にダンスを中心としたリズム運動をみんなで楽しむ地域プロジェクトを始めたところ、なんと体内年齢が平均で10~15歳も若返ったそうです。1回30分ほどの犬の散歩も立派なリズム運動です。無理をせず、続く習慣を持つことが大切です。

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2016年

12月

25日

睡眠不足で太る

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。睡眠不足が続くと、まず確実に太ります。見た目はスリムでも、体脂肪が多くなる人もいます。なぜなら、食欲を強めるホルモンが大量に出て、逆に食欲を抑えるホルモンが減るからです。ある調査によると、睡眠不足の人はそうでない人に比べて1日当たり1000kcalも多くとっているというデータが出ています。脂肪と糖分を無性に食べたくなる人も多く見られます。無性にポテトチップスやフライドポテトを食べたくなったり、甘いものが食べたくなったりすることはありませんか?それは寝不足のせいかもしれません。しかも、睡眠不足だと血糖値を調整するインスリンが働きにくくなり、さらに悪循環です。糖が脂肪になりやすくなり、体脂肪がどんどん増えて内蔵に蓄積されるわけです。もちろん体も糖化しやすくなってしまいます。「なんだか、今日は無性に油っぽいものが食べたいなあ」と感じたら、おそらく睡眠不足です。ついついランチにイタリアンでドリアなんて注文しそうですが、そういうときは特に気をつけて「そば」や「定食」にしておきましょう。睡眠不足で脳のメカニズムが変わり、知らず知らずに太りやすいものをいっぱい食べるようになる。これは、とても恐ろしいことです。「食べすぎたわけでもないのに、どうして太っちゃったんだろう?」というときは、食事ばかりでなく、睡眠のことも気にしてみてください。1日4~5時間しか寝ていない日が続いているかもしれませんよ。

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2016年

12月

24日

よく眠りたいならタンパク質

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。タンパク質は筋肉のもととなるだけでなく、コラーゲンになったり、ビタミンB群が多く含まれていたりと、体にとって大切な栄養でありますが、実はよく眠るためにもタンパク質は必要です。睡眠にとって大切なセロトニンとメラトニンの材料は、ともにタンパク質に含まれる「トリプトファン」です。トリプトファンは体の中でつくれないので、食事からとるしかありません。特に赤身の肉と魚、大豆にたくさん含まれています。朝に日光を浴びてもよく眠れない人は、セロトニンとメラトニンの材料であるタンパク質が足りていない可能性が高いです。実際に、不眠解消のために光を強く浴びる「光療法」を受けても結果が出ない人は、トリプトファン不足であることも確認されています。睡眠のために「タンパク質をしっかりと食べる」を心がけましょう。ここでのポイントは、よく眠るには少量では足りないということです。納豆、焼き鮭、生姜焼き、ヨーグルト、何でもいいのでしっかりとりましょう。3食は必須です。「昼、夜はできるけど朝は無理そう…」「夜遅いからそんなに食べられない」という人は、おやつに飲むヨーグルトや、豆乳などのタンパク質飲料をとることです。トリプトファンはタンパク質以外にバナナやアボカドにも含まれていますが、できるだけタンパク質からとりましょう。そうすれば、その他のアミノ酸も一緒にとれます。眠れない夜は、トリプトファンが豊富なホット豆乳も試してみてください。

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2016年

12月

23日

眠りを決めるのは「光」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。眠れなくて困っている人は、夜はライトをつけずにお風呂に入ってみることをおススメします。バスルームにキャンドルや、バスルーム用の間接照明を置くのもおススメです。よりこだわるなら、入浴後は足元の自動点灯ライトに導かれて寝室に入り、真っ暗な部屋でそのまま寝てみてください。夜は光を少なくしましょう。ヨーロッパは都市部でも睡眠への満足度は高いのですが、これらの国に共通するのは「夜が早い」ことです。日本は夜中まで明るく、コンビニも24時間オープンしています。体はセロトニンで起きて、メラトニンで眠ります。ところが明るい光を見続けているとメラトニンが出にくくなり、その結果眠れなくなるのです。また、スマートフォンやパソコンの画面を見るのは、寝る2時間前くらいまでがベストです。どうしても寝る直前まで画面を見なければいけない場合は、ディスプレイの明るさを下げるか、液晶からのブルーライトから守るメガネをかけてください。夜帰宅したら「間接照明」をひとつだけにして、夕食は、やさしいオレンジ色の光のもとで食べるようにするのもいいでしょう。ちなみに海外ではメラトニンがサプリメントとして一般に売られているので、海外出張が多い人たちには、飛行機の中でメラトニンを飲んで「時差ボケ」をコントロールする人もいます。ただし、日本では一般に販売されていないので、自力できちんとメラトニンを出す工夫をするしかありません。

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2016年

12月

20日

しっかり眠れると体の酸化も防げる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。実は安眠のホルモンであるメラトニンに、超強力な抗酸化作用があることが最新の研究で明らかになりつつあります。抗酸化作用とは、体の酸化を防ぐ作用です。さらに、「糖化」も抑制する可能性があることも分かってきました。つまり、メラトニンは若く美しい体を保つためのアンチエイジングホルモンとして注目されているのです。セロトニンが出てから、約14時間後にメラトニンが出るので、朝日を浴びてしっかりセロトニンを分泌し、朝ごはんを食べて体内時計をスムーズに動かすことが、メラトニンがしっかり出る秘訣です。また、「成長ホルモン」という睡眠中に分泌されるホルモンも、骨にカルシウムを取り込んだり、肌をきれいにしたりと、日中受けた体のダメージを修復するアンチエイジングホルモンですが、たとえば完全に昼夜逆転するような生活だと、体内時計が乱れて分泌量が半減します。つまり、体内時計の乱れは2大アンチエイジングホルモンの分泌量を減らして、酸化と糖化を防げず老化を早めることにつながります。体内時計をしっかり意識しましょう。

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2016年

12月

19日

不眠には「朝日」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。みなさんは毎晩しっかり眠れていますか?朝、起きたときに「あ~、気持ちよかった~」と思えたら、よく眠れている証拠です。ところが、あるデータによれば日本人の睡眠時間は世界一短いという結果が出ています。ニューヨークやパリといった都市部でも睡眠時間は日本より1時間ほど長く、しかも満足度が高いものでした。ちなみに、睡眠時間とパフォーマンスの関係を調べたところ、満足いくパフォーマンスができた人の平均睡眠時間は6時間12分。対して不満足な人の平均睡眠時間は5時間58分でした。たった14分の差ですが6時間を下回ると、モチベーションや作業効率が悪くなるようです。寝るときは最低6時間以上は眠るように心がけると、次の日に残りにくくなります。睡眠にとっていちばん大切なのは、あるホルモンです。これがきちんと出ていると、質のいい睡眠がとれます。そのホルモンとは「セロトニン」と「メラトニン」です。セロトニンは「ハッピーホルモン」とも呼ばれる、幸せを感じさせるホルモンです。これには脳を目覚めさせる働きもあります。一方、メラトニンは脳をリラックスさせる働きがあります。つまり、「入眠ホルモン」です。この2つのホルモンが正しいタイミングで出ていれば、毎日気持ちよく眠ったり起きたりできるのです。メラトニンが分泌されるタイミングは、セロトニンが出たときに自動的にセットされます。セロトニンが出てから約14~16時間後です。起きた瞬間に寝る時間が決められるということです。脳が起きるのは朝日を浴びたときですが、そのときにセロトニンが分泌されます。たとえば、朝の7時に朝日を浴びたとすると、このときにセロトニンが出て、夜の9時か10時頃になると今度はメラトニンが出るわけです。しかし、ここで覚えておいてほしいのは、セロトニンを出す力があるのは、午前中の日光だけです。午後の日光をいくら浴びても、セロトニンは分泌されないのです。セロトニンが出なければ、メラトニンも出ません。これが何日も続くと、体内時計のリズムがめちゃくちゃになり、眠れないなどの睡眠障害が起こります。日本人の5人に1人が睡眠障害を発症しているのですが、睡眠の質が悪くなるのは、これが原因のひとつです。

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2016年

12月

18日

「大豆製品」で血糖値をセーブ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。朝ごはんを食べたとしても、外食ではどうしても高GI食品になりがちなので、ひと工夫してください。その工夫とは「低GI食品」と一緒に食べることです。うどんは、海藻やねぎ、きのこや山菜といった食物繊維の多いものをトッピングしましょう。ラーメンではもやしなどトッピングしましょう。サラダや海藻類の小鉢があれば、最初に注文しておなかに入れておくだけで、血糖値が急激に上がるのを抑えられます。「麺類には野菜、海藻の食物繊維どっさり」が合言葉です。夜に飲み会があるなら、朝や昼に低GI食品である納豆や無調整豆乳をとっておくのもいいでしょう。これは、「セカンドミール効果」と呼ばれるもので、これを前の食事で食べておくと、血糖値が上がるのを緩やかにできます。セカンドミール効果があるのは、大豆製品を中心に、ひよこ豆やレンズ豆などの豆類です。納豆や豆乳が苦手な人はビーンズサラダやビーンズスープ、大豆バーでもOKです。朝ごはんを食べ逃した午前中に豆乳を飲むと、セカンドミール効果で、昼ごはん時に血糖値が上がるのを緩やかにします。もちろん、飲み会でも「野菜サラダ」「もずく」「海藻サラダ」「ひじき」などを注文して早めに食べておくと、さらにいいでしょう。

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2016年

12月

17日

老化の原因「糖化」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。「血糖値」という言葉は、きっと聞いたことがあるでしょう。「血糖値を上げすぎると体によくない」とよくいわれていますね。血糖値が急激に上がると、体が焦げるのです。体が焦げるとは、体の中のタンパク質が焦げることです。普通なら透明でプルプルしているはずのコラーゲン(タンパク質でつくられています)が茶色に変色したり、焦げて固まってしまったりします。これが「老化物質」です。こうしてできた老化物質は、残念ながら体から排泄することができません。永久に蓄積されていく一方なのです。それが体の正常な機能を妨げ、結果、体がどんどん老けていきます。血糖値を急激に上げる原因は、糖分の高いものを食べることです。たとえば「うどん」「パン」「ラーメン」「フライドポテト」などは高いです。特に「おなかペコペコで倒れそう!」といった空腹のときに食べると、より上がります。そのため、朝ごはんを抜き、次の食事でこういったものを食べた場合、血糖値は特に急上昇します。血糖値を上げやすいこれらの食品は、「高GI食品」と呼ばれます。GI値とは、血糖値が上昇するスピードを測ったものです。高GI食品はその名の通り、血糖値を高く上げる食品です。反対に、血糖値の上昇が遅いのが「低GI食品」と呼ばれるものです。高GI食品は「白いもの」が多いです。白いものとは、上白糖、グラニュー糖、パン、うどん、白米、ラーメン、シリアルなど、つまり精白された食材です。「炭水化物+炭水化物」といった高GI食品の組み合わせを食べるのは、危険なことです。たとえば、うどんに餅をのせた「力うどん」や「うどんとおにぎりのセット」、パンに砂糖をまぶした「メロンパン」などは避けましょう。血糖値を急激に上げないようにするには「きちんと朝ごはんをたべる」ことです。そうすれば、大体血糖値は3食ともに食後なだらかなカーブを描いて、健康な人は高くても140㎎/㎗くらいまでしか上がりません。一方朝ごはんを抜くと、昼ごはんだけでなく夜ごはん後も、一気に200㎎/㎗まで上昇することもあります。朝ごはんを抜くと、ずっと血糖値が乱れたままになってしまい、昼と夜でリセットできる程度ではありません。夜までに落ち着くことがなく、上がったり下がったりと乱高下してしまうのです。

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2016年

12月

16日

朝ごはんで「冷え」を防止

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。「冷え性」で困っている人は、朝ごはんを食べることで簡単に改善する場合があります。体温は「体を動かすこと」で生まれます。体を動かすことには2種類あって、ひとつは歩いたり、作業したりといったことで熱が生まれます。もうひとつは「胃や腸に何か入っていて、それを消化すること」で熱が生まれます。筋肉で生まれた熱を、脂肪が保温するのです。まず、朝ごはんを食べると、食べ物を消化するために熱が発生します。この熱のことを、DIT(食事誘発性熱産生)といいます。つまり、食事の回数が多いと、それだけ体温を上昇させる機会が多くなるのです。また、朝起きて出かける準備をしたり、歩いたり、体を動かすことでも熱が生まれます。このダブルの熱が大切で、1日キープするためになくてはなりません。片方だけだと不十分です。朝ごはんを食べていないと、ちょっと動作を止めたときに、熱も消えてしまいます。朝ごはんを食べていると、消化に3時間はかかるので、その時間は自動的に自分の体が熱を生んでいるのです。一度冷めると、また温めるのは大変で昼ごはんを食べてもなかなか上がらなくなります。冷え性で困っている人は、ぜひ朝ごはんを食べてください。

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2016年

12月

15日

夜中にひき肉料理は食べない

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。朝ごはんのために大切なのは「夜ごはんの時間」です。夜ごはんのポイントは、大事な朝ごはんを食べられるように、しっかり消化できることも踏まえて考えておくことです。朝ごはんを食べない人の理由の多くが「夜遅い食事」です。朝、胃がもたれないようにするのがベストです。ですので、夜のうちに消化できるようにすればいいのです。まず、消化にいちばん時間がかかるのは肉です。特に赤身より脂身の方が時間がかかります。ですので、角煮やハンバーグといったメニューは早い時間に食べるのがおススメです。また、バターは消化に12時間もかかるので、パン類やフレンチも夜には適していません。あくまでこの時間は目安です。人によって消化できる人とできない人がいるので、遅い時間に肉を食べても胃もたれせず翌朝もしっかり食欲がわくなら、食べても大丈夫です。胃が弱い人は、肉はランチでとって、夜はより消化しやすいものを選んだ方がいいでしょう。次に時間がかかるのは魚です。その次のが卵や大豆類です。炭水化物は消化が早く、それ以上に早いのがフルーツです。夜ごはんが9時を過ぎてしまうような日は、重たいものは避けて卵雑炊、納豆ごはん、お茶漬けなどがおススメです。柔らかいものの方がもちろん消化は早いです。夜遅くても、どうしても「肉が食べたい!」という時は、できるだけ脂の少ないものにしましょう。夜遅く帰宅して、おなかペコペコなときは消化が早いヨーグルトや野菜スープなどが栄養価も高く、胃もたれしません

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12月

12日

体内時計を整えて健康になる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。体内時計は「朝日」と「朝ごはん」で動きますが、実はこの時計はそれぞれにひとつずつあります。体内時計は2つあるのです。ひとつは「親時計」と呼ばれるもので脳内に、もうひとつは「末梢時計」と呼ばれて全身の細胞内にあります。脳にある親時計の方は「朝日」で動きだします。朝、日が昇るにつれて朝日にパーッと当たることで、脳の親時計が動きだします。朝日をキャッチするとセロトニンと呼ばれるホルモンが脳内に出ます。セロトニンは幸せを感じる「ハッピーホルモン」で、これが出ることで気分よく目覚めることができます。昔から「天気がいいと気分が晴れる」といわれるのも、一理あるわけです。一方、全身の細胞にある末梢時計は、朝ごはんを食べたときに目覚めます。外から「物(固形物)」が入ることで、初めて動きだすのです。脳と体の時計は別です。朝日を浴びるだけでは体の時計は止まったままです。朝ごはんをしっかり食べることで初めて、腸が排便しようとしたり、腎臓が尿を出そうとしたりして、体内時計がリズムを刻み始めます。「朝日」と「朝ごはん」、この2つがセットになってやっと体の中の2つの時計がリセットされて、外の時間と合い始めるのです。キャビンアテンダントさんや看護師さんといった、仕事のシフトが不規則な人や夜勤の人は太りやすいというデータがあります。これも「体内時計がずれてしまう」ことが原因です。つまり、「体内時計が24時間でリセット去れない」➡「時差ボケのままで体が目覚めない」➡「脂肪を蓄えるタンパク質の分泌が乱れる」➡「太りやすくなる」という悪循環が起きているのです。

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2016年

12月

11日

「朝ごはん」を食べると人生が変わる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。私たちの体には「体内時計」があります。体はこの体内時計に沿って、自律神経や体温や血圧、ホルモン分泌など、1日のあらゆる活動をコントロールしています。「体を修復する時間」「目覚める時間」「そろそろ寝る時間」などがこの時計に沿って決まるわけです。この時計が、地球の時間と同じように時を刻めば体に負担がかからないのですが、時計が狂うと体が「今はいったい何時なの…?」と混乱し、健康のためにするべき活動ができなくなるのです。この時計は大体1日24時間サイクルで動いているのですが、民族によって1日の長さが異なります。たとえばアメリカ人の体内時計は1日「24時間11分」、日本人は「24時間10分」といわれています。日本人は普通に暮らしていても、1日に約10分ずつ地球の時間とずれていくということです。1週間で約70分、1ヶ月間で約300分(5時間)、1年で約3600分(60時間)もずれてしまいます。このずれは、要するに「時差ボケ」です。普通に過ごしているだけでも時差ボケになるのに、不規則な生活ももちろん体内時計を乱します。時差ボケになると、眠いし、体はだるいし、頭はボーっとするし、つらいものです。この時差ボケが年がら年中続いていると、疲れやすくなり、集中力はどんどん落ちて、ホルモンバランスも乱れます。実際に肥満、糖尿病、うつ病、不眠症は、体内時計との因果関係が大きいといわれています。このように、何もしなければどんどんずれていくのが体内時計です。それを毎日きちんと合わせる方法があります。それが「朝日」と「朝ごはん」です。「朝ごはん」を食べると、体内時計がリセットされ、外の時間に合わせて体の中の朝が始まります。「時差ボケ」にならずに1日元気に動けるようになるわけです。

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2016年

12月

10日

豚肉はネギやニンニクと一緒に食べる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。ビタミンB1をとるときにひとつ知っておくといいことがあります。ビタミンB1は、水に溶けるタイプのビタミンなので食べてもすぐに体の外に出てしまいます。そのため、こまめに3食食べておかなければならないのですが、長く体に留めておく裏ワザがあります。それは、ニンニクやネギ類と一緒に食べることです。ニンニクやネギ類の臭いの原因であるアリシンという栄養素が、ビタミンB1とくっついてアリチアミンというものになり、体に長く留まってくれるのです。アリチアミンは、大変疲労回復力の高い物質で栄養ドリンクもこれをヒントに開発されています。昔の人たちの食材の組み合わせは賢いもので、「豚の生姜焼き」や「鴨南蛮そば」「ニラレバ」といった組み合わせは最高です。ビタミンB1をしっかり体に取り込んで、かつその効果を最大限に引き出すメニューです。疲れやすい人や太りたくない人は、食事にネギかニンニクをプラスすることを忘れないでください。外食でも、焼肉なら「ネギ塩」、ファミレスなら「ニンニクステーキ」や「生姜焼き」がおススメです。パンは精製された小麦を使った普通のパンではなく、胚芽パンにするのもいいですね。麺は、うどんより鴨南蛮そばを選ぶ、薬味を必ず食べるなどちょっとした工夫ををするだけで、体に取り込まれるビタミンB1の量はかなり増えます。

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2016年

12月

09日

目、肩、腰には「貝類」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。疲労が「疲れ」を超えて「痛み」に達してしまうことがあります。これを回復させるためには、ビタミンB群の中でも、特にビタミンB12が必須です。体に十分な量のビタミンB12があれば、疲れを感じにくくなります。また、ビタミンB12は、「記憶力のビタミン」とも呼ばれており、「肩こり」「眼精疲労」「チクチクとした手足の痛み」に加えて、「物忘れがひどい」という自覚症状がある場合は、ビタミンB12が不足している可能性があります。ビタミンB12が足りない人には、ある共通点があります。それはベジタリアンに近い食事をしていることです。ビタミンB12も、他のビタミンB群と同じく肉や魚に多く含まれるので、朝はフルーツだけ、昼はサラダだけ、といった動物性タンパク質を食べない人に多く不足が見られます。ビタミンB12をとるのに特におススメなのが、しじみやあさりなどの貝類です。冷凍パックならだしいらずですぐ味噌汁が完成しますし、リゾットなども簡単にできます。外食でも「ボンゴレスパゲッティ」や「あさりの酒蒸し」ならよくありますね。疲労には意識して「貝類」です。鉄分とビタミンB12は同じような食材に含まれているので、鉄分に気をつけて食べていれば、自然にビタミンB12もとれていることになります。

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2016年

12月

05日

ビタミンB群がないと疲れる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。鉄分は不足すると疲れやすくなりますが、「疲れ」の原因は鉄分以外にもうひとつあります。それはビタミンB群の不足です。鉄分はスタミナのもとですが、ビタミンB群は鉄分とは違った角度から体を動かします。ビタミンB群は、エネルギーを動かすための鍵だと思ってください。ビタミンB群は、炭水化物、タンパク質、脂質をエネルギーに変えるために欠かせない存在です。三大栄養素はガソリンでビタミンB群は車のキーのような存在です。つまり、ビタミンB群なしにエンジンはかからないのです。「ビタミンB群」と「群」がつくのは、ビタミンBには、ビタミンB1、B2や葉酸など8種類あるからです。それぞれが、自分の受け持ちの栄養素をエネルギーに変える役割を担っています。中でも、特に疲労と根深い関係にあるのが糖質をエネルギーに変えるキーである、ビタミンB1です。ビタミンB1がないと、糖質はエネルギーになり損ね、ただの疲労物質に変わって、疲労感を強めてしまいます。ビタミンB1も不足しがちであり、特に働く女性の不足率は95%にもなります。しかも多くの女性は、カロリーの約15%をビタミンB1を含まないおやつやお酒からとっているため、エネルギーにならず脂肪や疲労物質になってしまうので、食べれば食べるほど疲れるという悪循環になってしまいます。だからこそ栄養ドリンクにはビタミンB群配合のものが多いのです。また、8つあるビタミンB群はお互いを助け合って働いているので、ひとつでも欠乏すると、総合の効果が低くなります。つまり、ビタミンB群は全部一緒にとるのが、一番パワフルに働きます。ビタミンB群は主に、貝類や豚肉、胚芽米や玄米などに含まれています。

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2016年

12月

03日

「わかめ」が甲状腺を守る

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。甲状腺の異常が若い女性に増えています。甲状腺に問題が起こると、心拍数や脈拍が乱れて座っているだけでフルマラソンをしているような状態になり、日常生活が送れなくなります。ひどい疲れがなかなかとれなかったり、食事の量と比例せずに痩せたり太ったり、月経サイクルが乱れていたりする人は甲状腺の異常を疑ってみてください。甲状腺ホルモンの主な材料が、ヨウ素です。ヨウ素は、海藻に多く含まれており、昔の日本の食卓に海藻は切っても切れないものだったので、不足することはまれでした。海のない内陸部の国や州では、海藻はとれないので、世界では、三大欠乏栄養素のひとつとされています。ですから、ぜひひじきやわかめ、海苔などを味噌汁やトッピングなどで、積極的に食べてください。ひとつ気をつけたいのは、ヨウ素はとりすぎも異常につながることです。といっても、気をつけるのは昆布だけです。昆布は海藻の中でももっともヨウ素が多いので、週に3回以上食べていると、閉経後に甲状腺ガンの可能性を高めてしまいます。わかめはその心配がないため、1日一杯の味噌汁などは最高ですね。特に味噌は腸にもいいので、味噌汁の習慣は健康のもととも言えます。

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2016年

12月

02日

将来、赤ちゃんが欲しい人は賢く鉄分をとっておく

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。生まれてくる赤ちゃんの体内の鉄の量は、お母さんの体内の鉄の量と比例します。つまり、お母さんが貧血だと、赤ちゃんも貧血で生まれてきます。さらに、貧血のお母さんから生まれる赤ちゃんは、貯蔵鉄が不足しているだけでなく、骨を育成するのに欠かせないビタミンDも不足させやすいことが分かっています。恐ろしいのは、ビタミンDが不足すると、骨が歪曲する「くる病」につながることです。現に今、子供たちの間で急増していますが、特にベジタリアンの女性の子供がかかりやすいことから、妊娠前のお母さんの食生活の影響は大きいのです。妊娠前の鉄不足は、そのまま赤ちゃんに影響するので、予定している人も、今その予定がなくても、子供が欲しいと思っている人は、鉄分を意識しましょう。妊娠をすると、血液の量が1.5倍に増えるので、ただでさえ鉄分が不足しがちです。出産時には多くの出血があるので、貯蔵鉄が40ng/mlくらいある人でも出産直後は10ng/mlくらいまで減ってしまいます。日本の女性の貯蔵鉄は平均で22ng/mlくらいしかありません。生まれてくる赤ちゃんだけでなく、お母さんにも深刻なダメージを与えます。まず、大きく体を回復しなければならない、それこそ酸素が全身に必要な時期に血液が栄養不足だと、なかなか回復しません。しかし、母乳は出し続けなくてはなりません。母乳も血液からつくられているので、ここでも血液が出てしまうのです。そして、貧血の状態がずっと続くと、赤ちゃんの世話が負担に感じるようになります。また、鉄分が不足してメンタルのコンディションも悪化し、「産後うつ」も起こしてしまいます。人生でいちばん幸せなはずの時間が、とてもつらい時間となってしまうのです。何を置いても、お母さんには鉄分が必要です。

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2016年

12月

01日

食後30分以内はコーヒーを控える

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。鉄分に関してもうひとつ気をつけてほしいことがあります。それは、食後30分以内にタンニンを含むものをとらないことです。せっかく食事で鉄分をとっても、タンニンがあると鉄分が吸収されなくなってしまいます。タンニンとは緑茶に含まれる渋味の成分として有名ですが、コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、ダイエット茶などに含まれています。タンニンを食後30分以内に体内に入れてしまうと、鉄分を体に吸収しようとする働きを邪魔してしまうのです。「そんなの、大体の飲み物に含まれている!」と思うかもしれません。しかし、安心してください。タンニンの影響を受けるのは植物性の鉄分です。肉や魚からとった動物性のヘム鉄は影響を受けません。その意味でも、やはり鉄分は肉や魚からとるようにしたいものです。そうはいっても、せっかく食べた植物性の鉄分も、きちんと吸収したいものです。食後はほうじ茶や麦茶にしましょう。これならタンニンが含まれていないので、食事中でも食後でも好きなときに好きなだけ飲めます。家で緑茶を毎日大量に飲んでいるお年寄りの場合、貧血で倒れることもあります。タンニンを含む大量の緑茶のせいで、鉄分がほとんど体に吸収されないのです。また、鉄剤を毎日適量以上に飲んだりして、過剰摂取することも問題です。こうすると、体の中でサビついたり、肝臓に蓄積されて病気になってしまうケースもあります。

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