2018年10月ブログ

2018年

10月

29日

ブレイクする日をつくる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。近年のダイエットでは、ダイエット中でも、思いきり食べてもいい日=「チートデー」をつくったほうが、よりスムーズに効果が上がると言われています。1~2週間に1回、思いきり好きなものを楽しむ「ブレイクする日」をつくる。それは、自律神経を整えるうえでも、いいことです。なぜなら、食事においても「ストレスフリー」が最大のポイントの1つだからです。多くの人がダイエットに失敗するのは、「あれはダメ」「これもダメ」という我慢を強いられる苦しみがあるからです。けれども、体重計の数字を見ながら、1週間、1ヵ月単位で、「この日はコーラを飲んでいい」とか、「この日だけはステーキをがっつり食べる」とか、ブレイクする日をきめます。そして、食べ方の順番やほかの食事で、トータルの食事の量と質を調整します。たとえば、ステーキを食べるときには、先にサラダを食べて、後はステーキだけ食べて、ごはんはいっさい食べません。また、昼に牛丼やハンバーガー、トンカツなどをがっつり食べたいときは、午後に重要な会議のない日を選び、さらに夕食は、かならず早く軽めにすませるようにします。そして、寝る3時間前には、夕食を終わらせます。そういうふうにすれば、ダイエットの意識がなくても、3ヵ月を目安に誰でも痩せられます。しかも、腸内環境が整い、自律神経が整い、体重が減ってもむしろ心身のエネルギーは高まり、パフォーマンスも上がっているのです。

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2018年

10月

28日

アルコールのダメージを最小限にする

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。お酒を楽しみ、しかもアルコールのダメージを最小限にするには、お酒の合間にも、「酒1杯に対して、水1杯の割合で飲む」ようにすることです。この習慣をつけると、翌日に残らないお酒の飲み方ができるようになります。アルコールが体内に入ると肝臓で分解されるのはよく知られていますが、そのとき、じつは「水分」が消費されます。ですから、アルコールを摂り過ぎると、体内の水分が多量に失われ、体は脱水状態に陥ってしまいます。それだけでなく、アルコールは「尿量」を調整している脳の「抗利尿ホルモン」の働きも抑制してしまうので、利尿作用も促進されてしまいます。ですから、多くの方が経験しているように、お酒を飲むとトイレが近くなってしまうのです。肝臓で消費され、尿としても排出される。つまり、お酒を飲めば飲むほど脱水は輪をかけて進んでしまい、血液から水分が失われ、ドロドロになっていきます。しかも、アルコールは一種の興奮剤でもあるため、交感神経が優位になり、血管は収縮します。さらに、深酒のためアルコールが分解しきれずに体内に長時間残るとアルコールが体内で分解・解毒される過程で、水分が使われつづけるので、体はさらに脱水が進みます。交感神経も興奮しつづけるので、血管の収縮も長時間つづきます。アルコールは腸壁も攻撃し、炎症を起こします。腸が炎症を起こせば、消化・吸収も悪くなり、腸内の悪玉菌が増加します。飲み過ぎた翌日、下痢をしてしまうのは、腸内環境の悪化が影響しています。しかも、悪玉菌は「硫化水素」などの毒素を排出するので、脱水からの悪影響だけでなく、血液はさらにドロドロに汚れることになってしまいます。

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2018年

10月

21日

緑茶の「テアニン」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。心身のパフォーマンスを上げてくれる温かい飲み物でいえば、日本茶もコーヒーに劣らないすばらしい効果が期待できます。そのポイントは、新茶や玉露、抹茶などに多く含まれる「テアニン」というアミノ酸です。これは、うまみ成分であるグルタミン酸によく似た構造を持ち、独特のうまみを引き出してくれるものです。ですから、いわゆる「高級なおいしいお茶」ほど、この「テアニン」が多く含まれています。しかも、テアニンは、おいしいだけではありません。血流に乗って、脳に作用し、さまざまな「不快感」を解消してくれるのです。これまでの実験でも、テアニンを摂取して約1時間で、リラックス状態を示す「脳のアルファ波」が増加することが明らかになっています。不安感やイライラ、女性の月経前症候群(PMS)を改善するという報告もあります。また、精神面の不調だけでなく、むくみや疲れ、更年期障害によるほてりなど、身体的な症状の改善も期待できることが報告されています。しかしながら、「テアニン」の効果は、それだけではありません。交感神経は加齢とともに優位になり、血管が収縮します。けれど、アルファ波が増加することで、副交感神経の働きが活性化します。すると、末梢の血管が開き、血流がアップします。つまり、1杯の日本茶によって、末端の血流不足からくる冷え性の改善、高血圧の予防にも効果が期待できるのです。さらに、脳の神経細胞を守ったり「認知機能の低下」を防ぐ働きもあります。つまり、日本茶の「テアニン」は、認知症予防という点でも、強い味方になってくれるというわけなのです。ちなみに、「テアニン」は、紅茶やウーロン茶など、茶葉にはすべて含まれていますが、日光に当たらないほど、含有量が多くなると言われています。ですから、おススメは緑茶、なかでも玉露や新茶、とりわけ抹茶には、番茶の12倍ものテアニンが含まれていると言われています。

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2018年

10月

16日

自律神経が整えば免疫力アップ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。免疫の中心を担っているのは、血液中の「白血球」という成分です。その白血球には、細菌など比較的大きめの異物を処理する「顆粒球」と、ウイルスなどの小さな異物を処理する「リンパ球」、また細胞質を豊富に持つ「単球」の3つがあります。そして、近年の研究では、交感神経が優位になると「顆粒球」が増え、副交感神経が優位にになると「リンパ球」が増える特性があることがわかってきました。ですから、自律神経のバランスが良いと白血球のバランスも良くなり、顆粒球、リンパ球ともに、免疫力が高まります。しかし、自律神経のバランスが乱れると白血球のバランスが崩れ、全てにおいて免疫力も下がってしまいます。さらに、問題になるのは、交感神経が過剰に優位になった状態です。交感神経が優位になり顆粒球が増えると、基本的には感染症に対する抵抗力は高くなります。ところが、交感神経が過剰に優位な状態がつづくと、その状況はガラッと変わってきます。顆粒球は異物を取り込み、みずから持つ「分解酵素」と「活性酸素」によって、異物を処理するのですが、あまり細菌=異物がないのに、顆粒球が増え過ぎてしまうと、今度は、健康維持に必要な「常在菌」まで殺してしまいます。そして、かえって免疫力を下げてしまうのです。使われない顆粒球が、余ってしまうことも問題です。顆粒球の寿命は2~3日なのですが、死ぬときに持っていた「活性酸素」をばらまいて、健康な細胞を傷つけてしまうからです。また、副交感神経が過剰に優位になるのも、やはり問題です。副交感神経が優位になるとリンパ球が増えるので、基本的には抗原に対する反応が早くなり、ウイルスに感染しにくくなります。しかしながら、副交感神経が過剰に優位になり、リンパ球が増え過ぎると、抗原に敏感になり過ぎて、ほんのわずかな抗原にも反応してしまう疾患=「アレルギー」を起こしやすくなってしまうからです。顆粒球、リンパ球ともにすべてにおいて「免疫力」を高めるという意味でも、自律神経のバランスを整えることが最大のポイントになるというわけなのです。ただし、自律神経の変化が免疫の状態に反映されるまでには、ある程度の時間差があります。つまり、自律神経は、ストレス、食事、睡眠不足など、ちょっとした刺激ですぐに変化しますが、それが瞬時に免疫力に影響するというわけではありません。たとえば、仕事の都合で一晩徹夜してしまった。そんなときは、もちろん副交感神経の働きは下がり、交感神経が優位になっていますが、それですぐに顆粒球が増え過ぎてしまうということはありません。そこから腸内環境=自律神経のバランスを整えると、免疫力が低下することは防げます。

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2018年

10月

15日

セロトニンの95%は腸壁でつくられる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。便秘になると、幸福物質の「セロトニン」がつくられなくなるということも問題です。私たち人間の、うつや幸福感に関わるセロトニンやドーパミンなどの幸福物質・快楽物質は、じつは、その95%が腸壁でつくられていて、脳内からの分泌量は残りわずか数%にすぎません。うつ病の人は、そうでない人に比べて、脳内のセロトニンの分泌量が少ないことが知られていますが、じつは、その大元は「腸」なのです。腸と脳は自律神経を介して密接につながっており、便秘などによる、うっ滞で腸内環境が悪くなると、脳内でのセロトニン分泌もストップしてしまいます。便秘というのは、いわば腸壁の慢性炎症ですから、便秘になると、腸壁でセロトニンをつくる働きもガクンと低下してしまいます。すると、当然、腸でも脳でも、幸福物質のセロトニンの分泌が低下してしまいますから、結果、気力の低下、やる気の低下、ひいてはうつ症状などをはじめとするメンタルの不調を招いてしまうというわけなのです。「細胞の生命力」を強くする栄養素やエネルギーだけでなく、やる気、気力など「メンタル」を左右する幸福物質である「セロトニン」の95%までもが、「腸」でつくられています。

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2018年

10月

14日

腸内環境とメンタルヘルス

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。腸内環境をコントロールしているのが、「自律神経」です。「自律神経」は、心臓や肺、胃腸、肝臓などの臓器を動かしたり、血管の収縮を管理するなど、自分の意識で動かすことのできない、いわゆる「無意識」の生命活動を支配しています。ですから、「自律神経」が乱れると、便秘や下痢、食欲不振、肌荒れ、冷え性、風邪、さらには血圧や心拍数の上昇など、さまざまな不調が出てきます。しかも、いざという時に体調が崩れるというだけでなく、ここぞというときにやる気が起きないなどの心=メンタルにおける不調も、じつは「腸内環境」=「自律神経」と深い関わりがあるのです。便秘や下痢が改善し、腸内環境が良くなっただけで、「うつ」の症状まで改善したというケースが、少なくありません。逆に、便秘の人=腸内環境の乱れた人には、うつ病など、メンタルに不調を抱えておられる方が、きわめて多いのです。

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2018年

10月

06日

食べてすぐ寝ると太る理由

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。昔からよく言われるように、食べてすぐ寝ると、かならず太ります。その一番の理由は、食べてから寝るまでの時間が短いと、血糖値が十分に低下していないため、それが脂肪として蓄積しやすいからです。しかも、腸のゴールデンタイムをとらないで寝てしまうことで、交感神経は優位なままです。食べ物がうまく消化されず、結果、せっかく夕食でとった栄養素が細胞にいかず、脂肪のほうにたまってしまいます。つまり、血糖値と自律神経の乱れです。それが、昔からよく言われる「食べてすぐ寝ると太る」「食べてすぐ寝ると牛になる」というメカニズムです。さらに言えば、「食べてすぐ寝ると太る」というのも、じつは、自律神経の乱れが最大の原因だというわけなのです。また、あまり知られていないことですが、胃に食べ物がたっぷり入ったままの状態で横になると、胃酸が食道に逆流して、「逆流性食道炎」にもなりやすくなります。不規則な食事は良くない、ストレスが良くない、というのももちろん、正しいことです。けれども、まずは食べてから就寝するまでに、できれば3時間、腸をゆっくり動かしてあげる「腸のゴールデンタイム」にあてること…。それだけで、不眠、肥満、メタボ、逆流性食道炎などの心身の不調を整えていくことが、大いに期待できるというわけなのです。

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2018年

10月

01日

腸のゴールデンタイム

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。食後3時間、とりわけ夕食後の3時間は、副交感神経が活性化し、消化・吸収が盛んになる「腸のゴールデンタイム」です。この3時間を確保せずに、夕食後、すぐに寝てしまうと、食事で上昇した血糖がそのまま脂肪に移行してしまいます。また、副交感神経が十分に活性化できず、交感神経が興奮したままなので、睡眠の質も悪くなり、翌朝、目覚めたときも、交感神経がスムーズに働いてくれません。寝ても疲れがとれないのです。朝起きても、体がだるく、頭がボーっとしているのです。つまり、これらは、夕食の時間、とり方を誤って、「腸のゴールデンタイム」がうまく活用できていない状況が、最大の原因の一つなのです。食後3時間、十分な「腸のゴールデンタイム」をとらずに、食べてすぐに寝ると、自律神経が乱れます。夕食をとっている最中は、「食べる」ということの行為による刺激と楽しさで交感神経が優位になっています。しかし、食後、食べ物が消化され、腸が動き始めると、今度は副交感神経が優位になってきます。すると、自律神経のバランスは、スムーズに「お休みモード」にシフトして、自律神経は整い、腸はますますよく働き、腸内環境も整って、翌朝に疲れが残らない質の良い睡眠をとることができます。

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