2018年11月ブログ

2018年

11月

30日

脳力は歳をとるほど落ちる?

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。新しい場面への適応に必要な能力(流動性知能)、つまり、新しいルールをすぐに覚えたり、新しいことに集中したりという力は、18~25歳がピークで、それ以降は徐々に落ちていきます。しかし、今までの経験から得た知識や能力(結晶性知能)は60歳代がピークです。とくに語彙力は歳を重ねるほど高まっていき、ピークはなんと67歳くらいです。つまり、経験がものをいう能力は、死ぬまで伸び続ける可能性があるということです。また、「物覚えが悪くなったのは歳のせい」とよく言いますが、たとえば学生時代は、英単語を「覚えよう」と必死だったから覚えられただけです。歳をとっても「覚えよう」と脳を鍛えれば、記憶力は落ちないどころか高められるのです。

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2018年

11月

29日

頭を使っていれば認知症にならない?

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。体育会系の人たちをからかう意味で、「脳みそまで筋肉なんじゃないの?」と言ったりしますが、これはウソです。とくに高齢者は、有酸素運動や筋トレによって、新しい脳細胞ができやすくなったり、判断力や学習テストの成績が上がったりします。頭を使っていれば認知症にならない、と信じている人も多いようですが、認知症の予防の基本は「運動」です。子どもの場合でも、運動習慣のあることが成績に関わったり、心肺機能が国語や算数の能力と相関したりすることがわかっています。ちなみに、体をよく動かすと疲れて、眠りが深くなります。記憶は睡眠中に定着するので、その意味でも、脳の機能を高めるためには運動が肝心なのです。

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2018年

11月

27日

脳が喜ぶ歩き方

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。

脳が喜ぶ歩き方①普段+10㎝の歩幅を意識

「歩く姿勢を変えましょう」と、いきなり言われても体にしみついたものですし、難しいですよね。そこで、思い出していただきたいのは、認知症になりやすい人の歩き方の特徴です。一つは歩く速度が遅いこと、そして歩幅が狭いことが挙げられます。これらを解消する最善の方法が「普段+10㎝の歩幅」です。正確に10㎝である必要はありません。いつもより半歩前に足を出すつもりで歩いてください。かかと着地がうまくできるようになると、足を楽に前へ出せます。歩幅が広がってくると、自然に歩く速度も速くなってきます。

脳が喜ぶ歩き方②ときどき早歩きをする

歩幅を広くとれるようになったら、次は早歩きです。一般に、1秒間に1m以上歩けると「早歩き」とみなされます。1秒間に2歩進むイメージです。ただし、個人差があるので、「ちょっと息がはずみ、汗をかく程度の速さ」と覚えておいてください。通勤や買い物に行く時間を利用して、最初は普通に歩き出し、体がほぐれてきたら、1~2分ほど早歩きをします。そしてまた普通に歩き、息が落ち着いてきたらまた早歩きを、と繰り返すのです。まずはトータル5分以上を目指しましょう。

脳が喜ぶ歩き方③ムリせず休む

歩くことは一番安全な運動ですが、長年の体のクセが表に出て、膝まわりや足首、足の裏、すねなどに不調が出てくることがあります。そんなときは、ムリをせずに休みましょう。「痛い」「苦しい」「今日はゆっくりしたい」と想いながらムリして続けても脳は喜んでくれないのです。そればかりか、痛みをガマンして歩き続けると、痛いところを無意識にかばってしまい、歩く姿勢が乱れて別の故障を生んでしまいます。

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2018年

11月

26日

たかが歩行、ではありません。

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。「歩く速度と年収は比例する」というと「ウソだ!」と思うでしょうか?しかし、これは本当です。「歩き方を見れば病気になるかわかる」といわれると「ホント?」と疑ってしまいますか?でも、これも事実です。以前よりも歩くスピードが落ちた、歩幅が狭くなった、家の中でよくつまづく、出歩く機会がめっきり減ったと感じている方は脳の病気である認知症になるリスクが明らかに高いのです。反対に、正しく歩くと、血流が促進されるだけでなく、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌され、仕事のアイディアが浮かんだり、良好な人間関係を築けたりと、幸せに向かって力強く進んでいくことができます。「たかが歩行」ですが、「認知症」や「セロトニン」というキーワードと大いに関係してくる以上、人生を決定するほどの影響力があるということです。

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2018年

11月

23日

五感を使って食べる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。脳というのは、まだまだ未解明な部分も多い、とても複雑な組織です。そんななかでも間違いないのは、味覚に聴覚、視覚、触覚、嗅覚も含めた五感や、楽しさ、喜び、といった感情など、さまざまな刺激が送られることで、活性化していくということです。つまり、いくら「脳に良い食べ物」を食べることを心がけたとしても、ただ機械的に胃に送り込むだけでは、脳の若返りは望めません。「何を食べるか」も、もちろん大事なのですが、「どういう状況で食べるか」が、じつはとても重要なのです。それも含めて考えれば、「脳が若返る食事術」とは、ゆったりと時間をかけて、心を許せる人との会話を楽しみながら、リラックスした気分で食事を「楽しむ」ことだと言えるでしょう。

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2018年

11月

22日

海藻の恩恵にあずかる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。海藻類は、善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維を多く含んでいるので、腸内フローラを整えるのに適した食品です。しかも、多くの日本人の腸内細菌は、世界の民族のなかで最も海藻の栄養素の恩恵を受けられる組成になっているという研究結果もありますから、これを利用しない手はありません。海藻類のネバネバは食後の血糖値の急上昇も抑えてくれますから、まさにいいことずくめです。

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2018年

11月

19日

脳のために腸活

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。近年の研究では、腸内細菌が脳の健康の大きなカギを握っていることが明らかになっており、腸内の悪玉菌が産生する毒素がアルツハイマー病の発症に関わっているという報告もあります。つまり、腸内環境=腸内フローラを整える食生活は、脳の健康を守る上でも非常に大切だというわけです。腸内フローラは、その人が生まれた直後にどういう菌に触れたかで構成が決まり、その構成自体は一生涯ほぼ変わりません。また、民族特性が顕著にあらわれることもわかっていて、日本人の腸内細菌は、日本的な食生活をしていれば良好に保たれるのではないかと考えられています。つまり、日本で生まれ育った日本人の腸内フローラを良好に保つ最も効果的な方法は、日本的な食生活を心がけることだと言えるでしょう。

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2018年

11月

12日

NGな脳の休ませ方

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。一見脳を休ませるのに良さそうですが、NGな休ませ方を挙げます。

①スマホを見て過ごす

仕事や家事の合間に、休憩をとるつもりでスマホでゲームをしたり、SNSやニュースサイトを見たりする。これは、気分転換になって脳が休まるように思えるのですが、多くの情報に触れることで脳がかえって疲れてしまいます。

②疲れているので、1日中部屋にこもって過ごす

部屋でダラダラ過ごすのは、身体の疲れを取るのにはいいのですが、脳の休ませ方としてはNGです。脳は気分転換することで疲れが取れるからです。普段自分がいる環境から抜け出して積極的に外に出ることをおススメします。

③友達にグチを言う

友達に会ってグチればストレス解消になるかもしれない。そう思っていつも同じようなグチを言っていても脳は癒されません。脳が疲れているときに、ネガティブなことを言うと、調子が悪い状態に脳が引き込まれていくからです。

④買い物や、大食いをして発散させる。

疲れていると、衝動買いしたり、大食いをしたりして発散させようとすることがあります。それらは、その瞬間は発散できている気がしますが、後悔したり、かえって疲れたりすることがあります。その行為自体は脳を休めることにつながりません。

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2018年

11月

11日

身体と脳の休ませ方は違う

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。身体は疲労することはありますが、脳は休ませ方さえ間違わなければ、疲労することはありません。脳が疲れてしまうのは、同じことを繰り返しているときです。そうなると、脳の回路が煮詰まってきて疲労を感じるようになります。つまり脳の休め方は、身体の休め方と同じようにしていてはだめなのです。回路が煮詰まらないよう、切り替えて、気分転換して、リフレッシュさせます。加えて、脳にとっての一番の大敵はストレスなので、ストレスを溜めないことです。脳を疲労させずに上手に使うには、脳がうまく働かなくなる原因を除去すればいいのです。それはデトックスに似ていて、余計なものを取り除いて大事なものだけ残すという、いわば引き算の考え方です。

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2018年

11月

10日

リラックスタイムで脳をリセット

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。毎日を計画的にすごすと、思考や記憶をつかさどる脳の部位がよく使われ、脳が元気になります。それぞれの予定に制限時間を設け、時間になったら切り上げるようにすると、まんべんなく脳を活用することができます。ただし、時間に余裕がないのはNG習慣です。予定どおりにいかなくて時間に追われ続けていると、脳の記憶系の働きが鈍り、脳を老けさせてしまいます。1日のスケジュールを立てるときは、息抜きの時間も入れるようにしてください。何もせずリラックスして、1日を振り返る時間をつくりましょう。

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2018年

11月

06日

夜12時前には休む

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。まじめな人ほど、家事や仕事をがんばりがちです。どんなに忙しくても、やるべき家事をその日に終わらせようと無理してしまうのです。すると、脳は「やらなきゃ」と思うストレスでさらに疲労し、働きも鈍くなります。家事のために睡眠時間が削られると、寝不足でますます脳が働かないうえ、イライラします。結果、脳を老けさせてしまいます。ときには、翌日に家事を持ち越したり手抜きをしたりして、ストレスにならないようにしましょう。家事を早めに切り上げて夜12時前に寝ることと、睡眠時間を最低でも6~7時間にすることが、脳を老けさせないポイントです。

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