2015年10月ブログ

2015年

10月

31日

高コレステロールの人こそ、卵を食べるべき

こんにちは、風の整体院 岩田です。卵にはレシチンという栄養素が豊富に含まれています。このレシチンに、動脈硬化を防ぐ作用があるのです。コレステロールには「善玉」「悪玉」と呼ばれるものがあります。「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールには、血管内に溜まった余分な脂質を包み込んで、肝臓に戻す働きがあります。いわば、コレステロールの「回収屋」です。この働きから、HDLコレステロールは「善玉」と呼ばれるのです。この回収作業で、おおいに活躍するのが、レシチンです。レシチンには、脂肪と水を混ぜ合わせる強力な乳化作用を持っています。その強い力で、血管壁にこびりついた脂肪を血液に溶け出させ、肝臓に運んでくれるのです。HDLコレステロールがコレステロールの回収屋として働いてくれるのは、レシチンを豊富に保持しているからです。レシチンは大豆製品やうなぎなどにも豊富です。 

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2015年

10月

30日

免疫細胞はキノコで強化

こんにちは、風の整体院 岩田です。大地に生息する土壌菌と私たちの腸内細菌は、構成がほぼ同じです。腸内細菌の遺伝子解析データによれば、腸内細菌の半分以上を占めるファーミキューテス門と呼ばれる細菌群と土壌菌の構成がほぼ同じだと実証されたのです。また、納豆菌を含む発酵食品に含まれる菌群も、腸内細菌叢(腸内細菌の集合体)と似通った構成をしていることがわかりました。つまり、腸内細菌の活性化には、発酵食品を積極的に食べることが有効というわけです。また、菌が育てた食べ物にも免疫力を活性化する作用があります。その食べ物とはキノコです。キノコにはβ-グルカンという免疫力を高める成分が多く含まれます。この成分は、腸内細菌や酵母、菌類、カビ類などの細胞壁にも存在しています。β-グルカンは天然物質の中で最も有効な免疫増強物質と言われています。β-グルカンは、外敵となる微生物の細胞壁にも存在します。キノコのβ-グルカンが腸内に入ってくると、免疫細胞は外敵が入ってきたと勘違いしてパワフルに働き出します。そのパワフルさで、ガン細胞にも反応し、攻撃を繰り返してくれるのです。キノコの種類はなんでも構いません。

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2015年

10月

29日

長寿遺伝子を呼び覚ます

こんにちは、風の整体院 岩田です。DNAとは「遺伝子情報の設計図」とも呼ばれ、無数の遺伝子が鎖のように連なる非常に長い物質です。これをあるタンパク質に巻き込み、X字の形になったものが染色体です。この遺伝子の鎖には、寿命や老化、、若返りなどに関与しているとされる長寿遺伝子が存在しています。長寿遺伝子は、普段は眠っていて稼働していません。ところが、ある条件が整うとスイッチがオンになることがわかっています。その条件の1つとは、抗酸化物質であるレスベラトロールを摂取することです。レスベラトロールには2種類あります。1つが「トランス・レスベラトロール(単量体)」と呼ばれるもので、ブドウや赤ワインなどに含まれます。もう1つは「レスベラトロール二量体」といわれるもので、これは単量体が2個結合したものです。このレスベラトロール二量体は、体内での効果が長時間持続するといわれ、今、世界的な注目が集まっている抗酸化物質です。レスベラトロール二量体を含む植物は少ないのですが、その1つがインドネシアに生息する「メリンジョ」と呼ばれる樹木の実です。

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2015年

10月

27日

鶏レバーで老化速度がゆるやかになる

こんにちは、風の整体院 岩田です。「寿命の回数券」と呼ばれるテロメアによい栄養素として、今、とくに注目されているのは「葉酸」です。葉酸とは水溶性のビタミンB群の一種です。葉酸をきちんと摂取している人は、テロメアの短縮のスピードをゆるやかにできます。反対に、葉酸が欠乏すると短縮が進んでしまいます。動脈硬化の予防にも、この葉酸の摂取は不可欠なものです。葉酸の欠乏は「ホモシステイン」という悪玉アミノ酸を血中に増やします。ホモシステインは、血管や神経を傷つける性質をもちます。血管が傷つけられると、そこから動脈硬化が起こり、損傷した箇所では、新しい細胞をつくるために細胞分裂のスピードが加速します。テロメアは細胞分裂のたびに短くなっていくので、葉酸の欠乏は、テロメアの短縮と動脈硬化を同時に進めているしまうのです。葉酸を多く含む食品はナンバーワンが鶏レバーです。次に牛レバー、豚レバー、うなぎの肝と続きます。植物性食品では、海苔や緑茶の茶葉、抹茶、枝豆、モロヘイヤ、芽キャベツなどにも豊富に含まれています。


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2015年

10月

26日

小腸を丈夫にする自然の「うまみ」成分

こんにちは、風の整体院 岩田です。食物繊維は腸内細菌のエサになります。それでは、腸そのものは何を栄養として活動しているのでしょうか?小腸が主なエネルギー源としているのは、「グルタミン酸」です。グルタミン酸とは、タンパク質を構成するアミノ酸のうちの1つです。グルタミン酸を多く含む食品は、昆布、シイタケ、緑茶、イワシ、チーズ、トマト、白菜などです。このグルタミン酸は「うまみ」をつくり出す成分でもあります。5つの基本味の1つで、料理のおいしさつくり出す大事な味の1つでもあります。和食をつくるときには、昆布や干しシイタケなどを使って、まず出汁をとります。この出汁が和食の基本です。また、日本人が古くから飲みつないできた緑茶にもグルタミン酸が豊富です。日本人は、出汁や緑茶という、腸を喜ばせる素晴らしい伝統食を持っているのです。

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2015年

10月

25日

日本人の腸には海藻が合う

こんにちは、風の整体院 岩田です。私たち日本人がもっているのに、欧米人が持っていない腸内細菌にはどんなものがいるでしょうか?答えは、ワカメなどの海藻類を分解する遺伝子を持った腸内細菌です。日本人は古代より海藻類を常食してきました。四方を海に囲まれた日本では、古くから海藻を食べる食文化が築かれました。日本人ほど海藻を好む民族は、世界的に珍しいと言われています。こうした食文化は、日本人の8割もの人の腸に、海藻類を分解する遺伝子を持った腸内細菌を棲みつかせました。また、海藻はミネラルの宝庫です。ミネラルは人体のさまざまな生体反応の触媒として働いているため、不足すると生命活動に悪影響が及ぼされます。海藻には、私たち日本人が健康を保つために必須のミネラルがおおいに含まれているのです。

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2015年

10月

24日

アボカドのビタミンは、腸も血管も若返らせる

こんにちは、風の整体院 岩田です。「森のバター」と呼ばれるアボカドは食物繊維が豊富です。アボカドにもゴボウに匹敵するほどの食物繊維が含まれています。アボカドを1個食べておくと、1日に必要な食物繊維の1/3を摂取できるほどです。また、アボカドには、良質な脂質が豊富に含まれています。さらに、アボカドは「若返りのビタミン」と呼ばれるビタミンEを豊富に含んでいます。ビタミンEも、優れた抗酸化力を持つフィトケミカルです。動脈硬化を起こす原因物質は、酸化した脂肪である過酸化脂質ですが、ビタミンEには過酸化脂質などの酸化物質による細胞のダメージを防ぐ力があるのです。

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2015年

10月

23日

焼き料理より「蒸し料理」か「煮込み料理」

こんにちは、風の整体院 岩田です。糖尿病の予防には、体内を糖化させないことも重要になってきます。血液中のブドウ糖が多くなってくると、体内の糖化が進んでAGE(終末糖化産物)という悪玉物質がつくられます。AGEは、熱が加わることによって糖がタンパク質に反応すると起こってくる糖化現象です。砂糖を加熱するとベタベタになるように、体内でもあのような状態が起こってくるのです。糖化を防ぐには代1に血糖値を急激に上げない工夫をすることです。そして、第2にすでに糖化している食物をできる範囲で避けることです。タンパク質を構成する最小成分のアミノ酸と糖質が、一緒に加熱されると褐色になります。いわゆる「おこげ」の部分です。食欲をそそる香ばしい焼き上がりのおこげが、AGEです。高温で加熱する料理はAGE量が多くなります。AGEの摂取量を減らすには、蒸し料理や煮込み料理がおすすめです。

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2015年

10月

22日

魚の脂は刺身で摂る

こんにちは、風の整体院 岩田です。魚に含まれるのは、DHA(ドコサヘキサエン酸)や、EPA(エイコサペンタエン酸)などの脂肪酸です。DHAやEPAははサバやイワシ、サンマなど背の青い魚やマグロの脂に豊富に含まれています。また、DHAはマグロの頭部、特に目の裏にあるゼラチン状の部分に多く含まれていることも知られています。魚の脂肪酸が体によい点は、人の体内に入っても固まることなく、サラサラと血液内を流れ、脳など脂肪酸を必要としている箇所にスムーズに届けられるところです。また、脳内のDHA量が多くなると、脳組織の細胞膜が柔軟になり、脳内の情報伝達能力が高まるとも考えられています。つまり、脳の働きが活発になり、記憶力や学習能力が向上するというわけです。DHAやEPAなどのオメガ3系の脂肪酸は酸化しやすいデメリットを持ちます。効果的に摂取するには新鮮な魚を刺身でいただくのが最もよい方法です。

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2015年

10月

20日

オリーブオイルの健康効果

こんにちは、風の整体院 岩田です。オリーブオイルにはいくつか種類があります。健康効果がより高いのは、エキストラバージン・オリーブオイルです。オリーブの実のみを原料にした、酸度の低いものがこの名で呼ばれます。その酸度とは、0.8%以下とされています。エキストラバージン・オリーブオイルは、ポリフェノールなどのフィトケミカルやビタミンEを豊富に含みます。また、オリーブオイルの脂肪酸は約80%がオレイン酸です。オレイン酸は酸化しにくい性質を持っているため、加熱調理にも適しています。こうした抗酸化力の高さが、健康効果をより向上させているのです。オリーブオイルは、今、世界中の医学界が注目している油の1つです。米国の食品医薬品局(FDA)は、糖尿病からくる動脈硬化の改善にオリーブオイルが有効だと認めています。

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2015年

10月

19日

ゴボウを食べると腸がよろこぶ

こんにちは、風の整体院 岩田です。腸内細菌の第1のエサとなるのが、食物繊維です。食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがあります。水溶性の食物繊維は腸内細菌の大好物です。一方、不溶性のものは、腸に溜まったカスをからめとり、大便を大きくしてくれる力があります。腸の健康には、両方の食物繊維が必要です。この両方の食物繊維をバランスよく含む野菜はゴボウです。ゴボウを半本食べておくと、1日に必要な食物繊維の4分の1以上をまかなえます。ゴボウのよいところは強力な抗酸化力を保持することにもあります。ゴボウには、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれます。クロロゲン酸には活性酸素を取り除き、体内で発がん性物質が発生するのを抑える作用があります。また、血液をサラサラにしたり、生活習慣病を予防したり、肌を美しくしたりという効果も期待できます。

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2015年

10月

18日

ガムを噛む効果

こんにちは、風の整体院 岩田です。ガムを噛みながら作業をすると、作業効率が高まることや、高齢者の認知症予防に効果があることが明らかになっています。ガムを噛むことで中・高齢者の記憶獲得指数が上昇します。そのとき、活性化する脳の領域は、前頭前野と海馬です。前頭前野は、思考計画の立案や学習行為など、最も知的で論理的な機能を持つ領域です。海馬は「記憶の司令塔」と呼ばれている部分です。記憶をファイルする場所であると同時に、空間の認知能力をつかさどる場所でもあります。記憶の獲得力が弱まりがちな高齢者ほど、海馬の刺激による能力の上昇が明らかに表れます。噛むことの重要性は、老化にともなう記憶障害のみならず、認知症の進行防止や予防にまで可能性が広がるのです。

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10月

17日

長寿ホルモンを増やすイワシ

こんにちは、風の整体院 岩田です。「長寿ホルモン」と呼ばれる成分があります。それは、「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン」というホルモンです。この長寿ホルモンを増やすにはイワシが効果的です。DHEAは、腎臓の隣に位置する副腎や性腺から血中に分泌されるホルモンで、糖尿病の予防に関与しています。動脈硬化、ガン、アルツハイマー型認知症などの抑制にも必要なホルモンです。DHEAの分泌量は、男女とも6~7歳頃から増加し、20歳前後にピークに達し加齢とともに直線的に低下します。DHEAが脂肪細胞に作用すると、インスリンの感受性が高まり、糖の取り込みが増加することが確認されています。また、DHEAはタンパク質を同化して筋肉を増強させることが知られています。イワシに含まれるセレンは、副腎を活性化することがわかっており、副腎が活性化すればDHEAの分泌量を増やすことができます。イワシの中でもとくにおすすめなのは、しらす干しです。しらす干しにはセレンが豊富に含まれているのです。


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10月

16日

人の舌は辛さを判断できない?

こんにちは、風の整体院 岩田です。人間の舌にはさまざまな味覚が存在しており、現在、生理学的には「甘味」「酸味」「塩味」「苦味」「旨味」の5種類が基本的に位置付けられています。基本味以外の辛味物質、アルコール、炭酸飲料などの科学的刺激や、熱さ、冷たさなどの温度、舌触りなどの物理的刺激は直接神経を刺激して大脳皮質味覚野に伝達され、5種類の基本味とあわせて総合的な味覚を形成しているのです。要するに、舌の上で辛味だけを判断する味覚はないということなのです。

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2015年

10月

15日

年齢に合った食べ方(60代)

こんにちは、風の整体院 岩田です。60代になったら、体にとって特に必要となる栄養素は、コレステロールです。健康診断でコレステロール値が高いと、食生活の改善を注意されますが、60歳を過ぎたらコレステロールは少々高めのほうが健康体だと思ってください。良質のコレステロールをとるには、良質の肉を食べることです。肉を食べるときには、食物繊維の豊富な野菜も一緒にとるようにしましょう。なお、良質な肉とは、鮮度の高い肉のことです。新鮮な肉は、脂身の部分の色がきれいな白をしています。反対に、鮮度が落ちた肉は脂身が黄色っぽくなっています。

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10月

13日

年齢に合った食べ方(50代)

こんにちは、風の整体院 岩田です。人の体は、個人差はあるものの、50歳前後に、エネルギーを生成するメイン工場が解糖エンジンからミトコンドリアエンジンに移り変わります。ですから、50歳以前の食生活を、50歳を過ぎてからも続けていたのでは、体調に影響が表れます。50歳を過ぎたら、毎回主食をとらなければいけないほどの糖質は必要なくなります。白米やパン、麺類など白く精製された炭水化物をやめ、砂糖や甘味料を含むお菓子やジュースを口にしない生活を始めることです。

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10月

12日

年齢に合った食べ方(40代)

こんにちは、風の整体院 岩田です。40代になると基礎代謝力は、若い頃と比べて著しく低下してしまいます。それはつまり、太りやすい体になっているという意味です。肥満は万病のもとであり、活性酸素が体内に充満しやすくなります。活性酸素は、あらゆる細胞を老化に導きます。食事は野菜から食べるようにします。食物繊維が腸に先に入っていると、次に入ってくるタンパク質・糖質の分解を緩やかにし、無駄な吸収を防いでくれます。次に、タンパク質の豊富な肉や魚を口にします。その後で糖質を多く含む主食を食べます。なお、40代になったら少しずつ糖質制限を始めて、体を慣らしていきましょう。

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10月

11日

年齢に合った食べ方 (30代)

こんにちは、風の整体院 岩田です。30代は、そろそろご自身の健康について関心が高まってくる年代でしょう。その背景には、多忙さからくる食生活の乱れ、体調の悪化などがあると思います。30代の人がダイエットを目的に糖質制限を始めても、多くは続きません。無理に続けていると、かえって疲れやすい体になってしまいます。なぜなら、30代の人は糖質を使って稼働する解糖エンジンをメインに動かして、エネルギーを生成しているからです。30代はまだ、体が糖質を必要としているのです。ですから、30代のうちは、1日3食、主食をとるようにしましょう。ただし、血糖値を急上昇させてしまう白米、白砂糖の食べ過ぎには注意です。

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2015年

10月

10日

食品の保存料が、腸内細菌を減らしてしまう。

こんにちは、風の整体院 岩田です。食品添加物の中でも、腸内細菌の数を特に減らしてしまうのは、保存料です。ハムやソーセージなどの加工食品に多く含まれます。保存料は、食品中に含まれる微生物の増殖を防ぎ、腐敗や変質を防ぐ目的で投入されます。つまり、細菌などの微生物の増殖を止める作用があるのです。これが、腸に入ればどうなるでしょう。腸内細菌は増殖を少なからず阻害されることになるのです。腸の健康を守るには、ハムやソーセージなど保存料を含む加工食品はできるだけ口にしないことです。

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10月

09日

潔癖すぎると腸は弱くなる。

こんにちは、風の整体院 岩田です。腸内細菌を増やすことが、免疫力を向上させることにつながると、以前お話ししましたが、現代人の腸内細菌は、とても困った状態にあります。個人差がありますが、少ない人では腸内細菌が戦前の人の1/3にまで減ってしまっているのです。最大の理由は「キレイ社会」にあります。腸内細菌は、外から仲間の菌が入ってくることによって活性化し、数を増やす性質があります。また、外敵とみなされる菌が入ってくると、多種多様な菌たちがこれを排除しようと働きます。つまり、腸内細菌の仲間の菌たちだけでなく、腸内細菌を連携して動かすような「チョイ悪菌」を適度に送り込むことが、腸内細菌の活性化には不可欠なのです。

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10月

06日

コーヒーで長寿ホルモンが増える。

こんにちは、風の整体院 岩田です。人の体には長寿ホルモンと呼ばれる成分が存在しています。これをアディポネクチンといいます。アディポネクチンは生活習慣病のリスクの指標として新たに注目されているホルモンです。アディポネクチンが正常に分泌されていると、インスリンを介さずとも糖の取り込みを増やしてくれます。つまり、糖尿病の予防にはアディポネクチンの正常な分泌も重要となってきます。また、アディポネクチンには血管保護作用もあるので、動脈硬化などの抑制にも効果が期待されています。アディポネクチンは分子構造が複雑で人工的につくるのは難しいのが現状です。つまり、注射やサプリメントで直接体に投与することはできず、増やすには、食事から補うしかないのです。日本人労働者を対象にした研究ではコーヒーの摂取量の多い人は、アディポネクチンの分泌量も多いということが明らかになっています。

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10月

05日

一番抗ガン作用が高い食品は?

こんにちは、風の整体院 岩田です。ガンのリスク遺伝子を同じように持っていても、発症する人もいれば、しない人もいます。この違いを決定づけているのが生活習慣です。その中でも最重要課題となるのが、食事です。つまり、ガンの発症率の高い現代社会の中で、私たちがガンを避けて生きる方法とは、普段の食事にあるのです。食べ物の中でも最も抗ガン作用が高いと言われているのは、何でしょうか?答えはニンニクです。米国の国立ガン研究所は、植物性食品にはガンを抑える作用があるという疫学調査を行い、ガンを予防する食品をまとめました。この食品群の中でトップに輝いたのがニンニクなのです。ちなみに、ベスト3は、1位ニンニク、2位キャベツ、3位大豆・ショウガです。

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10月

03日

なぜ大豆のタンパク質が体にいいのか?

こんにちは、風の整体院 岩田です。肉や魚もタンパク質の豊富な食品ですが、大豆タンパク質には、動物性タンパク質が持たない、すごい働きがあります。大豆タンパク質にはβ-コングリシ二ンという成分が含まれています。β-コングリシ二ンには中性脂肪が肝臓でエネルギーに転換されるのをうながす働きがあります。中性脂肪とは体についたぜい肉、すなわち肥満の原因物質です。肥満は糖尿病やガンなどの生活習慣病を起こす要因の1つです。また、肥満の体は、腸の中も活性酸素が充満した状態になりやすく、腸内細菌や免疫機能にも大きな打撃を与えることになります。そこで、積極的に食べてもらいたいのが豆腐です。豆腐を食べれば、β-コングリシ二ンが中性脂肪を効率よく燃焼してくれます。しかも、β-コングリシ二ンは、小腸でも優れた働きをします。余分な脂肪が小腸に入ってきても、β-コングリシ二ンがその吸収を防いでくれるのです。

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2015年

10月

02日

老化を防ぐ万能食

こんにちは、風の整体院 岩田です。人は食べた物からつくられます。老化を防ぐ万能食として第1におすすめしたいのが納豆です。人の命は免疫がにぎっており、納豆には免疫力を高める作用があるからです。長寿と若返りには、この免疫の力がとても大事です。免疫強化のために、日常的に食べておきたいのが、発酵食品です。発酵食品の中でも納豆がすごいのは納豆菌を含むことです。納豆菌とは枯草菌と同じ分類に属する細菌の一種です。枯草菌は、自然界ではごく普通に見られる土壌菌の仲間です。私たちの腸には3万種、1000兆個もの腸内細菌が棲みついていますが、その大半が土壌菌に属する菌たちなのです。人体最大の器官とは腸です。免疫の7割を腸が築いています。腸の働きは腸内細菌に大きく影響されていて、腸内バランスが安定していれば、免疫力も向上します。腸の最大勢力の1つである土壌菌を腸に入れることは、腸内細菌の活性を高め、免疫力を向上させることにつながるのです。

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