本八幡の整体院より,脳の働きを高める「ブレインフード」

本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。脳の唯一のエネルギー源は「ブドウ糖」ですが、これ以外にも脳の働きに役割を果たすがあります。それがブレインフードです。2003年、WHO(世界保健機構)は次のようなレポートを発表しました。「食事によって人間の知的生産性は大きく違ってくる」、さらに「人間の知的生産性を高める食材」は「魚、ナッツ類、カカオ」だといいます。そんな3大ブレインフードの一つ「魚」が脳に健康効果は、サプリメントでお馴染みのDHAです。DHAは青魚に多く含まれる多価不飽和脂肪酸の一種で、脳の神経細胞に多く含まれている成分です。乳幼児の脳の発育に欠かせないだけでなく、不足すると情報伝達がうまくいかなくなり、認知症の原因にもなるといわれています。アーモンド、ピーナッツ、クルミなどのナッツ類は、ビタミンや食物繊維、タンパク質が健康食品です。なかでもクルミは、魚と同じ多価不飽和脂肪酸が豊富で、脳の機能を高めたり、悪玉コレステロールやや中性脂肪の排出を促し、視神経の働きを促す作用もあるとされています。カカオは、日本では「暗記力UP食品」といわれています。カカオに含まれるカカオポリフェノールには脳の血流量を増やす作用があるからです。研究でも、記憶や学習などの認知機能を高める可能性が明らかにされています。ただし、カカオを「頭の栄養」としてチョコレートから摂りたい場合は、70%以上カカオを含むものを選ぶのがコツです。ブレインフードには厳密な定義はないですが、最近ではここで紹介した3つ以外にも、ベリー類、オイル類(オリーブオイルやアマニ油)、カレー(ウコン)、緑茶など、日本でも馴染みのある食品がブレインフードと呼ばれるようになっています。そもそもブレインフードは、栄養学としてはまだ新しい分野です。今後どのような食品が「脳活」によい食べ物として登場するのか、今後の研究成果に期待です。