本八幡の整体院より,肌荒れ、ニキビを予防する食品

本八幡の整体院、風の整体院の岩田です。青春のシンボルといわれるニキビですが、なかには大人になって、突然ニキビに悩まされる人もいます。いわゆる「大人ニキビ」と呼ばれる肌トラブルです。思春期にできるニキビは、皮脂の過剰分泌がおもな原因ですが、大人ニキビの場合は、原因はもっと複雑で厄介です。季節の変わり目による温度変化や精神的ストレス、ホルモンの影響、食生活、紫外線などさまざまな要因が絡み合って発生するといわれています。また、肌トラブルは腸内環境とも密接な関係があることが明らかになっています。「肌は内蔵を映す鏡」ともいわれるように、腸内環境が悪化して排便障害や便秘になると、肌荒れを起こしたりニキビができやすくなったりするというわけです。そこでいま、大人ニキビの予防に注目されているのが、植物由来の乳酸菌です。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は動物性です。それに対して植物性乳酸菌は、日本の伝統的な漬物、味噌、キムチなどに含まれています。その一種が「ラブレ菌」で、京都の漬物「すぐき」から発見されたことで知られています。では、植物性乳酸菌は、肌にどう働くのでしょうか。そのメカニズムはまだ十分には解明されていませんが、植物性乳酸菌には大腸に生きたまま届きやすいという特徴から、腸内環境を整える作用が高いといいます。実際、植物性乳酸菌を継続的に摂取したところ、ニキビが改善したというデータもあります。とはいえ、ニキビ改善効果が期待できるのは「植物性乳酸菌だけ」というわけではありません。腸内から肌環境を整えるには、動物性乳酸菌、食物繊維が豊富な野菜、キウイフルーツやバナナなどの便通によい果物をバランスよく摂ることが大切です。植物性乳酸菌が、本当にニキビなどの肌トラブルにいいかどうかは、今後の研究が待たれるところですが、腸内環境を整えるため、ひいては美肌のためにヨーグルトばかり食べている人は、植物性乳酸菌に目を向けてみるのもいいのではないでしょうか。