不調の原因「酸素不足」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。人間が生きていくのに欠かせないもの。それは酸素です。酸素が血液と結合して全身を巡り、食べ物から取り込まれた栄養と結びついてエネルギーに変換させるからこそ、細胞の一つ一つは活発に働くことができます。いくら栄養を摂っても酸素がなければ、それをエネルギーとして利用することはできないのです。ところが今、程度の差はあっても、多くの人が酸素不足に陥っています。怖いのは細胞の酸素不足です。この場合、呼吸困難などの重篤な症状がいきなりあらわれるわけではないために、なかなか自覚が持てません。その結果、細胞は慢性的なエネルギー不足となり、正常な活動ができなくなってしまいます。それがさまざまな体調不良や病気を引き起こしてしまうのです。細胞が酸素不足になる原因は大きく分けて2つあります。1つは、体に取り込む酸素自体が十分でないこと。ちゃんと呼吸をしているつもりでいても、ほとんどの人は全身に行き渡るだけの酸素を取り込めていません。呼吸筋は年齢とともに衰えるため、35歳くらいから酸素を吸う量がガクンと減って、70歳を越える頃には、若い頃の半分以下になってしまうのです。もう1つは、取り込んだ酸素を全身に運ぶ血液がスムーズに流れていないことです。血液が体の隅々にまで流れなければ、酸素も全身の細胞にまで行き届きません。血液が滞る最も大きな要因は、ズバリ運動不足です。便利になりすぎた動かない生活が、全身の血流量を低下させているのです。