男女の脳は正反対

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。古今東西、男女の間にはギャップがつきものです。それは男性と女性の脳の構造が、大きく違うからです。情報処理の際、女性脳では横方向の信号が無数に走り、「共感」「察する」といった働きをします。一方、男性脳では縦方向の信号が走り、「俯瞰」や「戦略立案」をします。そのため、話し方も対照的になります。女性は発端から経緯を細かく、感情豊かに語りがちです。対して男性はまず結論、その後要点をシンプルに話し問題解決を目指します。ものの見え方も正反対です。男性は「遠くの動くもの」に瞬時に照準が合います。女性の目は逆に「近くのものを詳細」に見て、わずかな変化を察知します。女性がそんな自分を基準に考えていると、「髪を切ったのに気づきもしない」彼に怒り心頭、となるわけです。これが「夫」となるとますますやっかいです。夫は異性のなかでも特に、自分とかけ離れた相手だからです。繊細な人は、ガサツな人と、寒がりは暑がりと惹かれ合うものです。これは、遺伝子が離れた相手ほど生存のための方策に幅ができ、子孫の免疫抗体のバリエーションも豊かになる、という生物としての本能です。「好きで結婚したのに頭に来ることばかり!」となるのは必然的な結果なのです。とはいえ、毎日頭に来てばかりでは大変ですね。そこで必要なのが、お互いの脳を理解することです。相手の脳が何を喜び、何を嫌がるかに合わせた行動もできます。