脳力は歳をとるほど落ちる?

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。新しい場面への適応に必要な能力(流動性知能)、つまり、新しいルールをすぐに覚えたり、新しいことに集中したりという力は、18~25歳がピークで、それ以降は徐々に落ちていきます。しかし、今までの経験から得た知識や能力(結晶性知能)は60歳代がピークです。とくに語彙力は歳を重ねるほど高まっていき、ピークはなんと67歳くらいです。つまり、経験がものをいう能力は、死ぬまで伸び続ける可能性があるということです。また、「物覚えが悪くなったのは歳のせい」とよく言いますが、たとえば学生時代は、英単語を「覚えよう」と必死だったから覚えられただけです。歳をとっても「覚えよう」と脳を鍛えれば、記憶力は落ちないどころか高められるのです。