食べてすぐ寝ると太る理由

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。昔からよく言われるように、食べてすぐ寝ると、かならず太ります。その一番の理由は、食べてから寝るまでの時間が短いと、血糖値が十分に低下していないため、それが脂肪として蓄積しやすいからです。しかも、腸のゴールデンタイムをとらないで寝てしまうことで、交感神経は優位なままです。食べ物がうまく消化されず、結果、せっかく夕食でとった栄養素が細胞にいかず、脂肪のほうにたまってしまいます。つまり、血糖値と自律神経の乱れです。それが、昔からよく言われる「食べてすぐ寝ると太る」「食べてすぐ寝ると牛になる」というメカニズムです。さらに言えば、「食べてすぐ寝ると太る」というのも、じつは、自律神経の乱れが最大の原因だというわけなのです。また、あまり知られていないことですが、胃に食べ物がたっぷり入ったままの状態で横になると、胃酸が食道に逆流して、「逆流性食道炎」にもなりやすくなります。不規則な食事は良くない、ストレスが良くない、というのももちろん、正しいことです。けれども、まずは食べてから就寝するまでに、できれば3時間、腸をゆっくり動かしてあげる「腸のゴールデンタイム」にあてること…。それだけで、不眠、肥満、メタボ、逆流性食道炎などの心身の不調を整えていくことが、大いに期待できるというわけなのです。