腸内環境を整える

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡・京成八幡 風の整体院 岩田です。そんなに食べていないはずなのに、メタボになっている。そういう人は、腸内環境が悪くなっているケースがほとんどです。まず、腸内環境が悪くなると、消化・吸収の力がどんどん弱くなります。すると、極端に言えば、いい栄養素ではなく、毒素のほうが体にたまってしまいます。そして、代謝が落ちます。結果的に、それほど食べていないはずなのに、メタボになったり、太ってしまうというわけです。腸内環境が悪く、腸が汚れていると、そこから肝臓へ運ばれる血液も汚れたものになります。汚れた血液というのは、いい栄養素ではなく、腐敗物、老廃物、毒素などを多く含むので、いわゆるドロドロの血液になります。その汚れた血液は、肝臓から心臓へ運ばれて、やがて全身に行きわたり、脂質代謝を悪化させて…。それがいわゆる「内臓脂肪」としてたまってしまいます。ですから、摂取カロリーが同じでも、腸内環境が悪い人は内臓脂肪がたまって太りやすくなり、腸内環境が良い人はすっきりスマートのまま、という違いが生まれてくるのです。しかも、腸内環境が悪く消化・吸収が悪いと、内臓脂肪は蓄えられるのに、全身で約37~60兆個あるとも言われている細胞には十分な栄養が行きわたりません。食べているのに、体は「低栄養素状態」です。ですから、疲れやすくなったり、ますます新陳代謝が悪くなったり、老化が進んでしまいます。さらに、腸内環境が悪いと、自律神経のバランスが乱れやすくなるので、メンタル的にも、鬱々としたり、イライラして怒りっぽくなったり、集中力が散漫になったりしてしまいます。つまり、腸内環境の改善なくして、肉体的にもメンタル的にも、パフォーマンスをアップさせることはできないのです。ですから、瘦せたい、ダイエットしたいという人も、まず取り組むべきは、腸内環境を良くすることです。腸内環境が良くなって、いい栄養素が十分に含まれた、きれいな血液が肝臓から心臓、そして全身の細胞に行きわたれば、代謝も上がり、栄養がエネルギーとしてきちんと消費され、不要な脂肪を蓄えずにすむようになります。つまり、太りにくい体に変わることができるのです。