ストレスからくるむくみ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。むくみとは、老廃物を含んだリンパ液など、余分な水分がうまく排出されずに体内に残り、皮下組織にたまってしまうことです。慢性化すると、老廃物のタンパク質が水分を抱え込み、むくみはさらにひどくなります。血管やリンパ管、腎臓の疾患などを除くと、むくみが発生する理由としては、

・冷えによる代謝の低下

・塩分の摂りすぎ

・ホルモンバランスの乱れ

・睡眠不足や運動不足

などが挙げられますが、実はストレスも、むくみの大きな原因となります。ストレスは、冷えやホルモンバランスの乱れ、睡眠不足の元になります。また、抗ストレスホルモンのコルチゾールには、水分の排泄を妨げる作用があり、体内に水分が残りやすくなるのです。コルチゾールには、筋肉を分解してエネルギー源に変える作用もあります。体内の余計な水分は、血液やリンパを通って排出されますが、血液における心臓のような、ポンプ機能のある臓器を持たないリンパは、筋肉によって運搬されます。ところが、筋肉がコルチゾールによって分解され、衰えると、リンパの運搬機能が低下し、やはり余計な水分が排出されにくくなってしまうのです。