ストレスと更年期障害

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。更年期障害も、ストレスの影響を強く受けます。更年期障害は、閉経前後(45~55歳くらい)に、エストロゲンやプロゲステロンの分泌量が急激に減少することにより、ホルモンバランスが崩れ、ホットフラッシュ(急なほてり、のぼせ、大量の発汗)、動悸、息切れ、めまい、高血圧、憂うつ、集中力の低下などの症状があらわれるというものです。ストレスを抱えている人は、こうした症状が強くあらわれやすいといわれています。エストロゲンには交感神経の活動を抑制し、副交感神経の活動を促進するという働きがあり、エストロゲンが減少すると、自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になりがちです。ストレスを抱えている人は交感神経が優位になっていますが、そこに、エストロゲンの減少による影響が加わるため、どうしても症状が重くなってしまいやすいのです。さらに、更年期障害からくる心身の不調や、体の変化などに伴う悩み・不安は、それ自体が大きなストレスともなります。