足湯+ふくらはぎマッサージ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。どうしたらNK細胞を元気にできるでしょう。足湯とふくらはぎマッサージの組み合わせが、とても効果的です。東京大学の研究チームの発表によると、40~41度のお湯に、足のくるぶしの上5㎝ぐらいまでを浸して20分間の足湯をし、採血をして調べたら、NK細胞の活性度が、10人中7人で高まっていたそうです。その後も足湯を続けた人はNK細胞の活性度が衰えず、「風邪をひきにくくなった」「疲れにくくなった」などの体感が報告されています。お風呂もよいのですが、夏はのぼせやすく、冬は室温と湯温の差が大きいので血圧、血流が乱高下しやすいのが難点です。とりわけ「長湯」は危険です。たとえば41度のお湯に浸かり、ふくらはぎマッサージに熱中して30分もたってしまうと、内臓の温度は39度にまで上がり、熱中症と同じ状態になってしまいます。また、そこまで体温が上がると体は「緊急事態」と受け取って興奮状態になり、リラックスも熟睡もできなくなります。体温も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのです。ちなみに、NK細胞を活性化させる入浴後の体温は、わきの下で37.5度ぐらいと言われています。足湯なら心臓や血管への負担が軽く、直後にふくらはぎマッサージにをすれば、血流アップ効果、免疫力アップ効果とも、ぐんと高まります。前後には水かぬるま湯をたっぷり飲んでください。