冷えを遠ざける心がけ

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。体に不調があったら、医療機関で治療を受けることが大切なのは、言うまでもありません。しかし、注射や薬は症状を一時的に抑えても、体そのものを健康にするわけではありません。血液がよどんで冷えていたら、不調は次から次におこります。高血圧、動脈硬化、心臓病、糖尿病などの慢性病。ガン。風邪、インフルエンザ、O157などの感染症。アトピー性皮膚炎、花粉症、などのアレルギー症。うつ、不眠症、更年期障害などの、自律神経やホルモンの失調症。むくみや肥満、シミや肌のかさつき。こういったすべての病気に、血流障害と冷えがかかわっています。そして、ふくらはぎマッサージに加えて、毎日の生活習慣にちょっと気を配ることで、冷えをさらに遠ざけることができます。たとえば、呼吸を深くして、姿勢を正すこと。ストレスが多くて忙しい現代社会では、どうしても呼吸が浅くなりがちです。「吐く時に、息を充分に吐ききる」ことに意識を集中して、できるだけ腹式呼吸を心がけると、自律神経をととのえる効果が高いようです。自律神経は、体内の機能をスムーズに働かせる神経です。これをととのえると、血液循環や体温調節が順調になり、冷え性改善にも有効と言えます。姿勢も大事です。気を抜くと猫背になっていませんか?体が歪んでいると、血液があちこちでとどこおり、やがて内蔵機能や筋力も低下するので、冷え性につながってしまいます。