ふくらはぎの役割

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。まず、ご自身のふくらはぎを手で軽くつかんでみてください。さわり心地はいかがですか?心も体も元気で、ぐっすり眠れる方のふくらはぎは、温かく、やわらかく、弾力があると思います。逆に、ふくらはぎが手のひらよりヒンヤリしている、フニャフニャして弾力がない、熱っぽい、かたくてカチカチ、パンパンに張っている、奥のほうにコリコリしたしこりがある、指で押すと跡がなかなか消えない。そんな方は、体になにか不調があるか、心に大きな悩みやストレスを抱えているのではないでしょうか。そのまま、ふくらはぎ全体を1分ほど、もんでみてください。早くも足の先がポカポカしてきたり、背中がジワッと温かくなった人も多いと思います。なぜ、ふくらはぎを触るだけで、体調がわかったりポカポカするのでしょう。それはふくらはぎのおかげで、血液がスムーズに体をめぐっているからです。人間の血液は重力のために約70%が下半身に集まります。ふくらはぎは上からどんどん降りてくる血液を受け止め、重力に逆らって、せっせと心臓に戻すポンプとして、日夜働き続けています。第2の心臓と呼ばれるほど重要な働きをもつ、筋肉器官なのです。