忙しい夜こそ湯船につかる

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。弱っている毛細血管を復活させ、毛細血管に体の隅々まで栄養やホルモンを運んでもらうためには、夜に副交感神経を十分に働かせて、末梢の毛細血管までしっかり開かせることが必要です。そのために外せない有効な手段がお風呂です。夜は、ぬるめのお湯をはった湯舟にゆっくりつかって、体を休息モードにする副交感神経を促しましょう。忙しい現代人は、夜遅くまで活動して夜間に交感神経を働かせるような生活を送りがちです。寝る時間を確保するためにシャワーですませるという人も多いようですが、夜は10分でもいいので湯舟につかってください。忙しいときほど交感神経が優位になっていますから、副交感神経を刺激してあげるほうが、体も心も解放されスムーズに眠りに入れます。寝つきがよくなり、眠っている間に成長ホルモンなどのアンチエイジング・ホルモンがしっかり働き、体の修復・再生も効率よく進みます。シャワーの場合は、肌に触れる部分が局所的になるので、お湯の温度が高くなり、それが刺激となって交感神経を優位にしてしまうので、寝つきが悪くなり、毛細血管も収縮して、全身に栄養やホルモンを届けることができません。シャワーを浴びるなら、夜ではなく断然、朝です。朝、食後に熱めのシャワーを5分ほど浴びると、交感神経が刺激されて活動モードになり、頭や体がシャキッとします。夜と朝で入浴方法を変えることで、自律神経のメリハリがついて体内時計も整い、毛細血管がしっかり機能して、アンチエイジング・ホルモンの分泌も活性化されていきます。