血管にいい脂肪と悪い脂肪

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。血管内にたまった脂肪は、プラークというかたまりをつくり血管を詰まらせます。とくに、マーガリンやショートニングに含まれるトランス脂肪酸は、大量に摂りすぎると動脈硬化のリスクを高めます。海外では規制の動きがあり、ニューヨークでは飲食産業での使用は禁止されています。また、時間の経った揚げ物は、脂肪分が酸化することによってフリーラジカルの発生源になります。なるべく新しい油を使った揚げたてのものを食べましょう。一方、血管にいい脂肪もあります。EPA、DPAという脂肪酸で、マグロやサバ、サンマ、イワシなどの青魚、アマニ油やエゴマ油などに豊富に含まれており、高血圧の食事指導でも推奨されています。いずれも不飽和脂肪酸のオメガ3系という種類で、EPAには血液サラサラ効果が、DPAには脳の情報伝達をスムーズにして、記憶力をアップさせる効果があります。ただし、酸化しやすいので、新鮮なうちに食べることが肝心です。