筋肉と男性ホルモン

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。筋肉量の増減は、内分泌系、すなわちホルモン代謝にも影響をもたらします。なかでも影響が大きいのが男性ホルモンと成長ホルモンです。この両者はいずれも筋肉と深い関わりがあり、筋トレによって筋肉が太くなると、ホルモン分泌が促されるのです。まず、男性ホルモンのほうから説明します。男性ホルモンはテストステロンと呼ばれ、男性が本来持っている闘争本能や競争心、性欲などを刺激するとされています。それに、タンパク質を材料に筋肉をつくる際、その合成に重要な役割を担っているのも男性ホルモンです。筋トレと男性ホルモンとの因果関係についての研究はまだ少ないのですが、総合的に見て、筋肉を鍛えることが男性ホルモンをキープする、もしくはアップすることにつながると言って差しつかえないでしょう。研究の一つに厚生労働省の調査があるのですが、そこでは、高齢者に運動教室を開いたところ、運動によって男性ホルモンが増えるのが確認されたと報告されています。