朝食を抜くと頭の働きが鈍る?

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。脳の血液量は身体全体の15パーセントも占め、脳の重さは体重の2パーセントしかないのに、エネルギー消費量は身体全体の20パーセントにまで達します。このことは、脳が大量のエネルギーを消費する、いいかえれば、脳が働くためには大量のエネルギーが必要であるということを意味しています。最低限生きていくために必要なカロリーを基礎代謝といいます。基礎代謝量が1日に2000キロカロリーとすると、脳だけで400キロカロリーが消費されます。脳のエネルギーの源となるもっとも重要な栄養素が「ブドウ糖(グルコース)」です。ブドウ糖は砂糖そのもの以外に米、パン、麺類などの炭水化物にたくさん含まれています。睡眠中にも脳のブドウ糖は消費され、朝起きたときには脳のブドウ糖は不足しています。したがって、朝起きて朝食を摂らないとブドウ糖を脳に供給できないため、脳の働きは鈍ります。つまり、脳の働きをよくするために朝食は非常に重要ということです。