夫婦ゲンカの原因は脳の違い

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。脳は基本的に同情や共感を求めるものですが、ここにはちょっとした性差があります。個人差はありますが、概して女性のほうが言語能力が高くて共感への欲求が強く、男性は空間認知能力が高くて論理的に考えるものなのです。実際、脳のつくりも違います。女性は共感性や言語に関わる脳の領域が大きいのに対し、男性は空間認知を担ういくつかの領域が大きいのです。真偽のほどは定かではありませんが、この性差は原始時代の生活の名残りであるという説もあります。男性は狩猟に出かけるから、空間や獲物の動きを論理的に考えるようになり、女性はムラを守って皆と仲良くする必要があるから、言語能力が発達した、というわけです。いずれにせよ、こういう男女の違いに納得される方はすくなくないでしょう。如実になるのは、夫婦ゲンカのときです。奥さんはとにかく話を聞いてもらいたい。1日の出来事とか、職場の話、子どもの話、ご近所の話、ネタは尽きません。それもできるだけ具体的に、委細漏らさず話したいと思うものです。これは別に、すばらしい解決策をもとめているのではなく、自身がどんな苦労や思いをしているのか、とにかく共感してもらいたいのです。一方、旦那さんは「それなら、こうすればいいじゃないか」と早々に結論を出そうとします。ダラダラ続く話を聞くのは合理的ではないと感じ、さっさと切り上げてしまいたいわけです。この意識の違いがケンカの元になることは、少なからずあるものです。男女の違いの壁は、簡単には崩れません。しかし少なくとも、女性であれ男性であれ、脳のストレス軽減に共感性が必要なことは間違いありません。特に男性については、お互いに「傾聴と同意」の姿勢を見せることが、夫婦円満の秘訣でしょう。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    さと (金曜日, 14 4月 2017 15:27)

    すみません、他にわからずこちらにコメントします。電話が繋がらないのですが、予約とれますか?