「便秘」=「ガン体質」

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。免疫の働きは、血液中の白血球が中心になって細菌やウイルスの侵入を防ぎ、異物を処理することです。白血球には大きく分けて2種類あります。1つは、細菌などの大きめの異物を処理する「顆粒球」です。顆粒球は、細菌を見つけると食べて殺してしまいます。その仕事が終われば死んでしまい、その死骸は、できものをつぶすと出てくる「膿」になります。もう1つが「リンパ球」です。ウイルスなどの小さめの異物や、ガン細胞を処理します。顆粒球とリンパ球のバランスを維持するのが、「自律神経」です。現代は「交感神経過剰型社会」です。ストレスなどで交感神経が興奮すると、顆粒球がどんどん増えます。交感神経が過剰に働く体は、リンパ球を減らしてしまいます。すると体内は、ガン細胞が育ちやすい環境に変わります。そこで気をつけたいのが「便秘」です。交感神経が過剰になって起こる便秘は、リンパ球が少なくなっている兆候、つまり、体が「ガン体質」にかたよっている兆候なのです。