胃腸を整えて免疫力増強

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。胃腸のコンディションを整えることは、50代からの「老いない体」づくりの基本的なケアの1つです。胃腸の消化能力は、加齢とともに「消化酵素」が減ってくることで低下します。放っておけば連鎖的に免疫力を低下させることになります。消化能力が減退した人には、50歳を過ぎるころから、胃酸が食道に逆流する症状がしばしば見られるようになります。「逆流性食道炎」です。それを抑えるために、多くの人は「制酸薬」を飲みます。これは胃酸の分泌を抑えてしまう薬なので、目先の効用として気分はスッキリしても、体内では胃酸がますます分泌されなくなる、という悪循環におちいります。そして症状は消えても、長い目で見れば、消化能力はますます落ちていってしまうのです。胃酸の分泌が十分でないと、骨がもろくなることも報告されています。また、胃酸には、外部からの雑菌を殺すなどの作用があります。制酸薬を飲み続けると、殺菌作用も弱めてしまうことになります。