よく眠りたいならタンパク質

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。タンパク質は筋肉のもととなるだけでなく、コラーゲンになったり、ビタミンB群が多く含まれていたりと、体にとって大切な栄養でありますが、実はよく眠るためにもタンパク質は必要です。睡眠にとって大切なセロトニンとメラトニンの材料は、ともにタンパク質に含まれる「トリプトファン」です。トリプトファンは体の中でつくれないので、食事からとるしかありません。特に赤身の肉と魚、大豆にたくさん含まれています。朝に日光を浴びてもよく眠れない人は、セロトニンとメラトニンの材料であるタンパク質が足りていない可能性が高いです。実際に、不眠解消のために光を強く浴びる「光療法」を受けても結果が出ない人は、トリプトファン不足であることも確認されています。睡眠のために「タンパク質をしっかりと食べる」を心がけましょう。ここでのポイントは、よく眠るには少量では足りないということです。納豆、焼き鮭、生姜焼き、ヨーグルト、何でもいいのでしっかりとりましょう。3食は必須です。「昼、夜はできるけど朝は無理そう…」「夜遅いからそんなに食べられない」という人は、おやつに飲むヨーグルトや、豆乳などのタンパク質飲料をとることです。トリプトファンはタンパク質以外にバナナやアボカドにも含まれていますが、できるだけタンパク質からとりましょう。そうすれば、その他のアミノ酸も一緒にとれます。眠れない夜は、トリプトファンが豊富なホット豆乳も試してみてください。