「わかめ」が甲状腺を守る

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。甲状腺の異常が若い女性に増えています。甲状腺に問題が起こると、心拍数や脈拍が乱れて座っているだけでフルマラソンをしているような状態になり、日常生活が送れなくなります。ひどい疲れがなかなかとれなかったり、食事の量と比例せずに痩せたり太ったり、月経サイクルが乱れていたりする人は甲状腺の異常を疑ってみてください。甲状腺ホルモンの主な材料が、ヨウ素です。ヨウ素は、海藻に多く含まれており、昔の日本の食卓に海藻は切っても切れないものだったので、不足することはまれでした。海のない内陸部の国や州では、海藻はとれないので、世界では、三大欠乏栄養素のひとつとされています。ですから、ぜひひじきやわかめ、海苔などを味噌汁やトッピングなどで、積極的に食べてください。ひとつ気をつけたいのは、ヨウ素はとりすぎも異常につながることです。といっても、気をつけるのは昆布だけです。昆布は海藻の中でももっともヨウ素が多いので、週に3回以上食べていると、閉経後に甲状腺ガンの可能性を高めてしまいます。わかめはその心配がないため、1日一杯の味噌汁などは最高ですね。特に味噌は腸にもいいので、味噌汁の習慣は健康のもととも言えます。