筋肉は「キープ」するのが難しい

お読みいただき、ありがとうございます。本八幡 風の整体院 岩田です。筋肉量を保つには「1日8500歩」の他にもうひとつ、必ずタンパク質の摂取が必要です。これをしないと、せっかく歩いてもすぐに筋肉が分解されてなくなってしまうのです。体はカロリーが不足すると、タンパク質のかたまりである筋肉を分解してエネルギーをつくります。脂肪から分解してくれればいいのですが、筋肉の方が分解されやすいのです。アスリートが、1日に3000~4000kcalも摂取するのは、せっかくトレーニングでつけた筋肉を守るためでもあるのです。実は筋肉は「つける」よりも「保つ」方が難しいのです。私たちが思うよりも早く、すぐ筋肉は分解されてしまうからです。せっかく筋肉をつけてもタンパク質が不足していたら、その甲斐なくみるみる落ちてしまうのです。そして、「つく筋肉」よりも「分解される筋肉」の方が多い人は、やがて確実に脂肪が多い体になります。ですから、やはりタンパク質です。朝ごはんに卵、昼ごはんに肉、夜ごはんに魚というふうに絶えず体にタンパク質が入るように意識してください。そうすることで、筋肉が分解されにくくなります。これが1日2食だけだと、食事と食事の間で分解が進んでしまいます。