体脂肪率と内臓脂肪のレベルを知る

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。「体脂肪率」は、家庭用の体組成計を使って簡単にはかれるようになりました。体脂肪率の基準値は性別や年齢によって多少異なりますが、一般に男性は25%以上、女性は35%以上だと「肥満」とされます。「内臓脂肪レベル」については体組成計があればはかれますし、最近は体脂肪計でもチェックできるものが増えています。体脂肪率などの数値は1日の中でも常に変動しているので、はかる時間帯には注意が必要です。おすすめの時間帯は夕食前かつ入浴前です。早朝の起床時では脱水気味で体組成が安定していないため、計測には不向きです。また、激しい運動や長時間の入浴、大量に飲食したあとなども正確な数値が出ないため、計測は控えたほうがいいでしょう。体組成計は体に微弱な電流を流して電気抵抗値(生体電気インピーダンス)から算出する生体電気インピーダンス法(BIA法)が用いられています。脂肪細胞は水分をほとんど含まないため電気抵抗率が高く、この性質を利用して体脂肪率を算出するのです。そのため、体内の水分量に左右され、むくみや脱水、体の中の水分の移動でも値が変わります。正確な値を出すには、時間、姿勢、服装など、できるだけ同じ条件のもとで行うようにしましょう。