貧乏揺すりの意外な効能

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。座っているときに足を小刻みに揺らす「貧乏揺すり」は、落ち着きがなく見えて、よい印象を持つ人は少ないでしょう。しかし、この悪癖が健康にいいと知ったら、その考え方は少し変わるかもしれません。座っている時間が長いと、糖尿病や心臓病、動脈硬化などにかかりやすく、死亡リスクも高まるといわれていますが、イギリス・ロンドン大学の研究者が、2015年に驚きの研究結果を発表しました。1日7時間以上座っている人は、5時間以下の人に比べて死亡リスクが1.3倍だったのですが、貧乏揺すりの頻度が中~高の人は、7時間以上座っていても死亡リスクは増えていませんでした。また、座る時間が5~6時間の人が貧乏揺すりをしている場合、死亡リスクは低下していたのです。貧乏揺すりは、足の血流の改善を促し、冷え性やむくみを解消する効果があるほか、股関節に刺激を与えることで軟骨が再生されるなど、たくさんのメリットがあることが指摘されています。