「オープンな人」は圧倒的に強い

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。「病は気から」とはよくいったものです。人それぞれ、「考え方」「気持ちの持ち方」は、じつは千差万別なのですが、一人ひとりは「ずっとこれでやってきたから、当然。たぶん皆も似たようなものだろう」と思っているのです。その「当然」の中に、自律神経を乱すものも、整えるものもあるのです。では具体的に見ていきましょう。まず、自律神経力が高い人は、ありのままの自分をさらけ出しています。他の人なら隠しそうな「弱み」「コンプレックス」も、隠そうとしません。たとえばあなたが上司に対して、バレたら懲戒免職は間違いない、という秘密を隠しているとします。上司は毎日、あなたのすぐ前の席にいます。いつバレるかわからないという状態で、高いパフォーマンスを安定して出せるかというと、それは無理でしょう。ここまで大きな秘密ではなくても、仕事の相手に対して、「数字に弱いことを見抜かれたらイヤだな」「今日の打ち合わせ、正直、準備不足のまま来てしまった。どうやってごまかそう」と、引け目やコンプレックスを感じながら接しているのでは、相手を圧倒するような気迫や集中力など望めず、そこそこのパフォーマンスにしかならないでしょう。自信がある人は、嘘、秘密、ごまかしがないし、コンプレックスもありません。驚くほど開けっぴろげです。「目の前のこと」に一生懸命なので、腹が据わっています。コンプレックスなどどうでもいいし、陰口をたたく人の相手をしている暇などないのです。嘘や秘密がないから堂々としていられるし、目の前のことに全力で、迷いなく突き進める状態が整っています。びくびく、おどおどしていないから呼吸も深く自律神経も最高の状態といえるでしょう。もし、嘘、秘密、ごまかしに心当たりがあったら、これを機に捨ててしまってはどうでしょう。意外なほどスッキリするし、周囲もそういうあなたを好意的に受け止めるはずです。