「家族サービスが一番疲れる」の理由

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。遊園地に行くと、ぐったりした表情で座っているお父さんがいます。「そりゃそうだよな。休みの日にまで家族サービスに駆り出されたんじゃ」と思う人も少なからずいるでしょう。お父さんがぐったりしている原因は、「子供にせがまれたから仕方なく」という点だと考えられます。これでは仕事、しかもストレスのたまる仕事と変わりません。「早く帰りたいな、なんでこんなにサービスしなきゃいけないんだ」とイライラして余計に疲れがたまる状態です。イライラは交感神経を上げ、副交感神経を下げます。「苦手な人との仕事」をしているときのような自律神経のバランスに、休日になっているのですから、ぐったりもするわけです。しかし、家族と楽しい時間は過ごしたい。では、どうすればいいでしょう?ポイントは、家族にせがまれてやむなく行くのではなく、自分から、「○月○日にディズニーランドに行こう!」と宣言してしまい、スケジュールに書き込み、「攻めのスタンス」で楽しむ、ということです。このほうが、肉体的な疲労度は同じでも、何倍もリフレッシュできます。家族だってそのほうが楽しいに決まっています。自律神経の面から見ても、イライラしていないから、少々体が疲れていても楽しめてリラックスしやすい状態になり、バランスが整ってきます。仕事で疲れているから、家でゴロゴロ。家族にせがまれても聞こえないフリ…これで疲れが抜けるなら、たまにはそんな日があってもいいでしょう。しかし、休日はいつもゴロゴロしていて、平日は見違えるように元気になるという人を、見たことがありません。日ごろの疲れが抜けないまま月曜を迎え、先週と同じように「調子が出ない1週間」を送ることになってしまいます。家族サービスの他にも、自律神経のバランスを整えるような持っていき方次第で、楽しくできることがあるかもしれません。ぜひ工夫してみてください。