翌日に残らないお酒の飲み方

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。お酒は、適量を楽しく飲むなら、体だけでなく心の緊張もほぐし、ストレスを発散させるのにかなり効果があります。飲み過ぎ、二日酔いを、悪酔いをいかに避けるかがポイントです。飲み過ぎないのが一番なのは言うまでもありません。さらに、翌日の体調に響かせないための飲み方もぜひ覚えておいてください。ひとつは、「酒を飲む前にコップ1杯の水を飲み、酒の合間にも、酒1杯に対して水1杯の割合で水を飲む」ということです。これは、ウィスキーや焼酎に限らず、ビールやワイン、サワーでも同じです。酒を飲んだら、常に水を飲んでアルコール濃度を中和して、自律神経への影響を軽減させることが目的です。また、これもご存知のように、すきっ腹に酒は良くありません。つまみで特におススメなのは、枝豆や海藻類、豆腐などといった「水溶性の食物繊維を含むもの」です。代謝を促すので効果的です。飲んだ後の「シメのラーメン」がやめられない人もいますが、良くない習慣です。といっても、食べ方を間違えなければOKです。食事をした後の約3時間は、腸が消化のために活発に動き、副交感神経が優位になります。いわば「腸のゴールデンタイム」です。この時間に寝てしまうと、腸の消化機能が落ちるので、食べた物がうまく消化されず、脂肪として体内に蓄積されてしまいます。夕食は、「寝る3時間前」までには済ませるように習慣づけたいものです。残業や会合で帰宅が遅くなる場合、できれば食後3時間は寝ないほうがいいでしょう。また、食事が遅くなる場合や、翌朝早いなど、いつもより早く寝ないといけない場合は、夕食の量をいつもの5~6割など、少なめにするのが得策です。こう考えてくると、大酒を飲み、つまみを十分食べたあとの「シメのラーメン→帰宅してすぐバタンキュー」が、いかに無謀な行為かおわかりいただけると思います。