充分な時間と質の良い「睡眠」が脳を守る②

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。睡眠にはもう一つ「ストレスを取り除く」という働きもあります。ストレスは脳にとても悪い影響を及ぼします。ですから、睡眠によってストレスを軽減することは、とても重要なことといえます。では、どのくらいの睡眠が良いのかというと、研究調査の結果として理想的な睡眠時間は7時間程度とされています。ただし高齢になってくると、夜中に何度も目が覚めたり、朝早く目が覚めてしまったりすることによって睡眠が浅くなりがちです。そのため、少しでも多く睡眠時間をとるためには、毎晩同じ時間にベッドや布団に入り、同じ時間に起きる習慣をつけていくことが大切です。昼間日光を浴びる時間をつくると、体内時計が機能して夜寝つきやすくなります。反対に睡眠の妨げになることとして、遅い食事があげられます。就寝に近い時間の食事は、寝るときに胃を働かさなければならず質の良い睡眠は得られません。また、テレビやパソコンなどの強い光も脳を刺激し、メラトニンという睡眠導入のためのホルモンを抑えてしまうことがわかっています。できれば睡眠の2時間くらい前から食事や、テレビ、パソコンを控え、睡眠のための環境を整えると、快適な睡眠がとりやすくなります。規則正しい生活習慣で、充分な睡眠時間をとりましょう。気持ちよく寝るだけで脳はどんどん健康になるのですから、こんなに嬉しいことはありません。