筋力があると病気も治りやすい

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。ガン細胞は健康な人でも毎日発生していますが、全員が「ガン」になることはありません。自己防衛システムである血液の免疫細胞(白血球)が、ガン細胞を退治してくれるためです。ガン細胞は35℃で最も増殖しやすいため、ガンの患者さんの多くは低体温です。筋力がない人は体が冷えていて、免疫力が落ちています。免疫機能の低下によってケガや傷が治りにくく、病気の回復にも時間がかかるのです。筋力が体の状態を左右する事例として、ガンの抗ガン剤治療があげられます。抗ガン剤は、ガン細胞あるいは細胞の中にあるDNAに致命的な攻撃を与えますが、多くの副作用をともないます。正常な細胞にもダメージを与えるためです。つまり抗ガン剤治療は、毒をもって毒を制する治療といえます。抗ガン剤治療は、著しい体力の消耗をともなうので、治療はある程度体力勝負という側面があります。体力とは、筋力にほかなりません。体力のある人は効きがよく予後の回復も順調ですが、体力のない人は副作用に耐えられずに治療を中止する場合もあります。治療の現場でも、過度の安静が筋力の減退を招き、体力を低下させるという認識がなされるようになり、早期離床が行われています。以前は、開腹手術をした患者さんは絶対安静でしたが、現在は術後数日からリハビリを行い、歩行などの軽い運動をするようになりました。体力回復のためには、早いうちから適度な運動を行って筋力の低下を生じさせないことが重要なのです。