集中力や効率が落ちてきた脳に効くモノ

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。みなさんは、今日は頭の働きが良い・悪いとか、朝は頭が冴えてるけれど夜は鈍くなるとか、1日の中でも、頭の働きに変動を感じたことはありませんか?こうした変動は、生活のリズムや個人差もありますが、アセチルコリンという神経伝達物質が関与しているといわれています。アセチルコリンは、脂質のレシチンとビタミンのパントテン酸などから生成されます。ですから、こうした変動を整えるためには、レシチンやパントテン酸を食事からとる必要があるわけですが、その両方を豊富に含んでいるのが卵です。卵の中でも卵黄に多いレシチンは、脳や神経組織に多く存在し、脳神経や神経細胞を活性化する働きがあります。パントテン酸は、ビタミンB群の一つであり、副腎皮質ホルモンの合成に働くことで、ストレス強化作用や糖質・脂質の代謝にもかかわっています。このため、ストレスの多い生活をしていると欠乏しやすくなります。ですから、卵はアセチルコリンの生成に役立つのはもちろん、脳の疲労回復やストレスに対する抵抗力をつけるのに、とても効果的な食材なのです。