寝る前に飲むなら牛乳より豆乳

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。「寝る前に牛乳をのむと、質のいい睡眠が得られやすい」という話を聞いたことがあると思います。では、「寝る前に豆乳を飲むと、質のいい睡眠が得られやすい」というのは聞いたことがありますか?牛乳と豆乳は栄養成分は全く異なっていますが、良質な睡眠を得るためなら、牛乳と豆乳どちらでも効果が期待できます。しかし、どちらのほうがより効果的かというと、実は豆乳のほうがいっそう効果が高いのです。牛乳や豆乳に含まれている成分のうち、良質な睡眠へと導いてくれるのは、必須アミノ酸のトリプトファンです。トリプトファンは、精神の安定をもたらすセロトニンの原料です。セロトニンは、脳にある松果体という部分でメラトニンになります。メラトニンが不足すると寝付きが悪くなったり、夜中に目が覚めたりして、質のいい睡眠が得られません。また、メラトニンは抗酸化作用もあり、睡眠中に活性酸素から体の細胞を守る働きもしてくれます。牛乳と豆乳でトリプトファンの含有量を比較してみると牛乳100g当たり41mg、豆乳100g当たり84mgで、豆乳のほうが倍以上多く入っているのです