病気の治療には笑いが一番?

お読みいただき、ありがとうございます。風の整体院 岩田です。近年、医学の分野でも笑いの効用に着目した研究が進み、さまざまな病気の予防や効果に役立つことが科学的にも証明されています。たとえば、糖尿病患者を対象に行われた実験では、食後にお笑い番組を見ると血糖値が大幅に下がるという結果が出ました。同様に、落語を聴いたリウマチ患者からは、症状を悪化させるホルモンの劇的な低下、痛みの軽減などの成果をえています。また、お笑いライブを観覧した健康な男女を対象にした調査では、ガン細胞を殺すナチュラル・キラー細胞の活性化、免疫力を高めるリンパ球CD4とCD8の比率が正常値に戻ることがわかりました。笑いは、目や耳から入ってきたさまざまな刺激情報が脳に伝わり発生していますが、この刺激は自律神経にも影響を及ぼしています。笑うことで交感神経と副交感神経のバランスが安定し、ストレスホルモンの分泌量が減少することで、高血圧や心筋梗塞などの生活習慣病の防止にもつながります。また、大笑いすると腹筋や横隔膜が鍛えられるため、排便が楽になり、痔の防止や便秘の解消に役立ちます。