酢豚になぜパイナップル?

こんにちは、風の整体院 岩田です。酢豚にはパイナップルが入っていることがあります。また、ハンバーグにパイナップルが乗っていたりします。奇妙に思われる組み合わせですが、なぜ酢豚やハンバーグにパイナップルなんでしょうか?パイナップルを一度にたくさん食べると、舌や口のなかがただれて痛くなります。そのわけは、パイナップルがタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)をふくんでおり、口の粘膜のタンパク質を分解して傷つけるからです。酢豚やハンバーグによくパイナップルが添えられているのは、パイナップルに含まれているタンパク質分解酵素によって、肉が柔らかくなる効果があるからです。このタンパク質分解酵素は、体内で消化を促進する働きもあります。なお、缶詰のパイナップルは製造の過程で熱処理されているため、タンパク質分解酵素は働きません。