体温の熱はどこでつくられているのか?

こんにちは、風の整体院 岩田です。周囲の温度に関係なく、体温をほぼ一定に保っている動物を定温動物、あるいは恒温動物といいます。人間も定温動物であり、その体温は常に一定の範囲(36~37℃)に保たれています。では、体温のもととなる熱はどこでつくられているのでしょうか?人間の体はふつうの生活では、1日に約2700kcalの熱を生み出しています。その体熱の産出は日常生活においては、栄養素の代謝、筋肉運動などにもとづいています。器官別では、骨格筋が1570kcal(全体の58%)を産出し、トップに位置しています。内蔵では肝臓がトップで、骨格筋に次いで2番目に多い600kcalを産出しており、全体の22%を占めています。3番目に多くの熱を産出しているのは呼吸筋で240kcalです。以下、腎臓、心臓と続きます。器官で産出された熱は血液によって全身に運ばれ、平等に分配されます。