日本人の耳垢は85%がドライ

こんにちは、風の整体院 岩田です。耳の入口付近の皮膚には皮脂腺や汗腺(アポクリン腺)が多くあり、そこから分泌される物質が耳垢となります。耳垢ができるのは入口付近なので耳掃除するときは奥深くまでする必要はありません。耳垢には2つの種類があります。1つは色のついた粘り気のあるもので、もう1つは色の薄い乾燥した粉のようなものです。前者は「ウェット」あるいは「飴耳」、後者は「ドライ」あるいは「粉耳」などと呼ばれています。東洋人はドライが多く、日本人の80~85%はドライです。ウェットは西欧人に多いです。ウェットな耳垢ができるのは、汗腺のアポクリン腺が発達しているからです。耳垢がドライかウェットかは遺伝によって決まります。