口呼吸から鼻呼吸に転換しましょう

こんにちは、風の整体院 岩田です。普段、意識しないで行っている呼吸。鼻呼吸と口呼吸どちらで呼吸していますか?なんと日本人の約半数、また、小学生以下の子供は約8割が、鼻呼吸ではなく口呼吸をしていると言われています。実は呼吸の仕方が疲労回復に大きく関わってくるのです。私たちが、吸い込む空気には、酸素や窒素の他にさまざまな病原菌が含まれています。しかし、鼻呼吸ではその病原菌の50~80%は鼻の粘膜に吸着され処理されます。また、鼻呼吸は吸い込んだ空気の加湿をしてくれるので、冷たくて乾いた空気でも鼻腔で温められ、湿度を含んだ状態で喉まで到達します。そのまま肺に到達する空気ですが、加湿が不十分だと肺胞の粘膜になじみにくく、酸素がスムーズに吸収されません。以前お話ししたミトコンドリアは酸素がなければエネルギーを生産することができないため、疲労回復には酸素の供給がとても大切なことがわかるとおもいます。また、人間は鼻から息を吸うことにより頭蓋骨の微細な動きをつくり出しています。そして、その動きは脳脊髄液を循環させる上でも大きな役割を果たしています。