自律神経を整える呼吸の仕方

こんにちは、風の整体院 岩田です。疲労回復には、上手に自律神経をコントロールすることが大切となります。通常、自律神経は意識的にコントロールできないのですが、呼吸は唯一、自律神経の支配する領域でありながら、意識的にもコントロールできる身体機能の中でも特別なものです。具体的には、夜寝る前に体を回復させる神経である副交感神経を十分に働かせることです。それができるのが腹式呼吸です。ここで注意しなければならないのは腹式呼吸は夜寝る前に行うことです。昼間にやってしまうと、交感神経優位で覚醒している状態の体が中途半端に疲労回復に向かってしまい、かえってバランスが悪くなってしまいます。日中行う呼吸は胸式呼吸の深呼吸です。胸式呼吸は筋肉に酸素を送り、元気に活動するエネルギーを生み出します。自律神経のいいバランスとは、自律神経の働くタイミングに、その自律神経の特性をしっかり働かせることなのです。