体の洗いすぎは肌トラブルの元?

こんにちは、風の整体院 岩田です。暑い日々が続き、毎日汗だくの方もいることと思います。こんなときはお風呂でゴシゴシ体を洗いたくなりますね。しかし、体はあまりゴシゴシと洗わない方がいいのです。洗いすぎると、肌荒れや乾燥肌などの肌トラブルを引き起こす可能性があります。理由は、肌に棲んでいる細菌までが落ちてしまうからです。細菌がいなくなるなら一見よさそうですが、きれいでつややかな肌は、そこに棲みついている善玉菌たちによってキープされているのです。人間の肌には約1兆個もの細菌が棲みついています。なかでも「表皮ブドウ球菌」「アクネ菌」というふたつの善玉常在菌は肌を守るためのキーマン的な働きをしています。表皮ブドウ球菌は、汗を食べて水分を代謝するため、肌に潤いを与え、アクネ菌は、皮脂を食べて肌に脂成分を提供します。これらの代謝物が皮脂膜というクリームを形成し、肌を乾燥や荒れから守っているのです。